ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

高気密・高断熱・高耐震住宅のさらなる普及促進を図る
「SW工法 軸組」シリーズの「T100/T65」シリーズに
壁倍率5.0倍の「高壁倍率パネル」を新発売
〜「SW工法 軸組」シリーズの全シリーズで、壁倍率5.0倍のパネルをラインアップ〜

2013年05月01日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長: 藤森義明)は、年々高まる地震に強い家づくりへのニーズに対応するため、高気密・高断熱・高耐震の独自パネル工法「SW(スーパーウォール)工法」のパネル部材「T100」シリーズと「T65」シリーズに、建築基準法で木造最高レベルの壁倍率5.0倍の国土交通大臣認定を取得した『高壁倍率パネル』を開発しました。トステムブランドから2013年5月1日よりSW工法取り扱いビルダー様を対象に北関東以南で販売を開始します。

「T100」シリーズの「高壁倍率パネル」

今回発売するのは、戸建住宅に使用される一般的な105mm幅の柱の厚みを最大限に活用できる100mm厚の断熱材を採用し、より断熱性能を強化した「T100」シリーズの「高壁倍率パネル」と、65mm厚の断熱材を採用し施工性の良い軽量さが特長の「T65」シリーズの「高壁倍率パネル」の 2商品です。

専用ビスと釘を併用することで、片面OSBで軽量化した特長はそのままに、地震の横揺れに対する強度を高めることを実現しました。また、パネルには専用の「釘打ち表示シール」で専用ビス及び釘を打つ位置が示されているので、確実な施工が行えることも特長です。

これにより、既存の「T60IV」シリーズの「高壁倍率パネル」(壁倍率5.0倍)とあわせて、「SW工法 軸組」シリーズの全シリーズで、壁倍率5.0倍のパネルがラインアップされることになります。SW工法を採用いただいているビルダー様にとっては、地震に強い住まいづくりにおいて、より設計の自由度が向上します。

SW工法住宅では、プランによって壁量を考慮し、外壁パネルに「基本パネル(壁倍率2.5倍)」と「高壁倍率パネル(壁倍率5.0倍)」をバランスよく効率的に配置することで、住宅の耐震性を最大限に高めることができます。従来のシリーズ同様、今回発売の「高壁倍率パネル」は「基本パネル」と同価格で設定し、高耐震SW住宅のさらなる普及を図ってまいります。

【発売時期】
2013年5月1日
【販売対象】
SW工法取り扱いビルダー様を対象に北関東以南で販売

■SW工法について

LIXILが開発した独自の高性能SWパネルを用いた、高気密・高断熱・高耐震構造の工法です。地震への安心感や、優れた省エネルギー性能はもちろん、冷暖房や計画換気システムを組み込むことで、快適な温熱環境を実現しました。 累計棟数は、1995年の発売以来約38,000棟(2013年3月末現在)にのぼります。