2013年03月08日
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長: 藤森義明)は、2011年5月1日から2012年12月20日までに新築、または改築した日本国内の住宅で、新しい時代の要望に応えた上質な住空間を対象とした『LIXILデザインコンテスト 2012』を開催し、応募総数465作品の中から上位賞6作品を選出、公開審査会にて金賞に島田陽建築設計事務所/島田 陽氏の「六甲の住居」を決定しました。
※2013年3月5日(火)にRISTORANTE ASO (リストランテ・アソ) (東京都渋谷区)にて公開審査会と表彰式を実施しました。
金賞受賞作品: 「六甲の住居」
(島田陽建築設計事務所/島田 陽 撮影:鈴木研一)
公開審査会当日の風景
審査は、木下庸子氏(建築家・審査委員長)、内田繁氏(インテリアデザイナー・審査委員)、西沢立衛氏(建築家・審査委員)、小田方平(株式会社LIXIL 総合研究所所長・審査委員)によって行われ、公開審査での白熱する議論の中、金賞1作品、銀賞2作品、銅賞3作品が決定されたほか、審査委員特別賞3作品、入賞10作品の計19作品が選ばれました。
審査委員長の木下氏からの総評では、「応募作品はデザインレベルが高く、また幅広いテーマに挑戦している作品が多かったため、賞の選出はたいへん難しいものでした。そのような中、高齢者や子ども、仕事や趣味に対してどのように設計の目線が向けられたか、ストックの活用など歴史の継承をどう考えたか、現行のシステムや法規にいかにエネルギッシュにチャレンジしているかといったことに対して、今回上位賞に選出された6作品は全465作品のなかで最高の提案がされていたのではないかと思います。」とのコメントをいただきました。
また金賞を受賞した島田氏は、「今回のLIXILデザインコンテストの受賞作品は、私も含めて半分以上は地方の作品で、地方がたいへん元気になってきていることを感じました。今回の受賞を機に、もっと良い建築をつくっていければと思います。」と懇親会にて挨拶されました。
受賞作品を掲載した優秀作品集は、2013年6月に刊行予定です。
≪添付資料≫
※詳細はホームページからもご覧になれます(URL:http://www.lixil.co.jp/design-contest/)
1.応募条件
※住宅展示場・モデルハウスは対象外とします。
2.応募資格
※施工会社の設計部門も含みます。個人・グループは問いません。
※応募や受賞後の作品発表について、建主・施工者の了解を得てください。
3.審査方法
①一次審査会(非公開)
上位賞(金賞・銀賞・銅賞)作品、及びその他の受賞作品を選定します。
②二次審査会(公開)及び表彰式
上位賞作品の設計者6名が5分間のプレゼンテーションを行い、質疑応答の後、金賞1点、銀賞2点、銅賞3点を決定。その後、各賞の表彰式を行います。
期日:2013年3月5日
場所:RISTORANTE ASO (リストランテ・アソ) (東京都渋谷区)
4.審査基準
審査は次の点を重視し、審査委員の合議の上、総合的に審査します。
5.募集期間
2012年11月1日〜12月20日(当日消印有効)
6.審査委員
審査委員長 | : 木下 庸子(建築家) |
審査委員 | : 内田 繁 (インテリアデザイナー) |
審査委員 | : 西沢 立衛(建築家) |
審査委員 | : 小田 方平(株式会社LIXIL 総合技術研究所所長) |
7.表彰
金賞――――――― 1点――― 100万円 | 銀賞――――――― 2点――― 30万円 |
銅賞――――――― 3点――― 20万円 | 審査委員特別賞―― 3点――― 10万円 |
入賞――――――- 10点――― 10万円 |
※各賞とも該当なしの場合があります(賞金は税込み)
8.応募総数
465作品