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愛知県豊田市の低炭素社会モデル地区「とよたエコフルタウン」
LIXILが提案した2棟の体験展示棟の建設が決定
〜 テーマは「既存住宅の環境対応リフォーム展示」と「最新の環境技術の体験展示」 〜

2013年10月16日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長: 藤森義明)は、愛知県豊田市が整備する低炭素社会モデル地区「とよたエコフルタウン」の 第2期公募において、LIXILが提案した2棟の体験展示棟の建設が採択されました。

「とよたエコフルタウン」とは、環境モデル都市である豊田市の低炭素社会実現に向けた 取り組みを見える化し、市民や企業に情報発信する施設です。今回豊田市では、『生活の低炭素化を促進し、且つ市民の環境意識向上に資する住宅などにおける環境技術等の体験展示』を 公募しており、その中でLIXILが提案した「既存住宅の環境対応リフォーム展示」と「最新の環境技術の体験展示」の2テーマの展示内容が選定されました。

今回の体験展示棟は、2014年春オープン予定で、2021年3月31日までの期間、一般の方に公開されます。

▲LIXILが提案した体験展示棟 完成パース
左から「最新の環境技術の体験展示」(ギャラリー棟)と「既存住宅の環境対応リフォーム展示」(リフォーム棟)

今後LIXILでは「とよたエコフルタウン」の体験展示棟を通じ、住まいや暮らしに役立つ様々な情報を発信していくことで、地域の皆さまの更なる環境意識の向上に寄与していきたいと考えています。

<参考資料>

1.「とよたエコフルタウン」について

環境モデル都市である豊田市が、低炭素社会実現に向けた取り組みを見える化し、市民や企業に情報発信する施設です。最新の環境技術や快適なエコライフを目で見て体感することによって、来訪者の環境意識向上による行動変革や新たな環境技術の導入促進を目指しています。

地区名 とよたエコフルタウン(とよたEcoful Town)
(豊田市低炭素社会モデル地区)
所在地 愛知県豊田市元城町3丁目11番地
利用時間 9:00〜17:00
休館日 月曜日(祝日は除く)、12月28日〜翌年1月4日
電話番号 0565-77-5669
敷地面積 約0.7ha(2014年全面使用開始後 約1.55ha)
ホームページ http://toyota-ecofultown.com/

2.LIXILが採択された公募内容について

低炭素社会モデル地区(とよたエコフルタウン)に、生活の低炭素化を促進し、かつ市民の環境意識の向上などに資する住宅などにおける環境技術等の体験展示を募集

① 生活の低炭素化の促進に資するもので、住まい・暮らしに関連する各種の環境技術・製品・空間等を通し、既存住宅等の環境対応型リフォーム等の見学・体験又は実証を行うもの

② 既存の住宅等への環境技術や設計の導入促進、市民の環境意識の向上、事業者間の情報交流やビジネスマッチングに寄与するための効果的な仕組み及び展示空間を整備するもの

3.本事業におけるLIXILの提案内容について

“パッシブファースト※1”“暮らしを育てる。※2”“新しいライフスタイル”をキーワードに、「最新の環境技術の体験展示」(ギャラリー棟)と「既存住宅の環境対応リフォーム展示」 (リフォーム棟)、そしてミッドテリア※3とエクステリアの空間で構成し、住まいや暮らしに役立つ様々な情報を発信していきます。

※1:「パッシブファースト」とは、住宅の性能を、断熱、気密、通風、採光、日射遮蔽という自然環境に配慮した建物全体が持つ基本性能を優先する考え方です。「パッシブファースト」「Passive First」は、LIXILの登録商標です。

※2:「暮らしを育てる。」とは、『豊かで快適な暮らしを創造するために必要なあらゆる製品、サービスを届け、暮らしを育てるお客さまのそばでずっと一緒に歩んでいきたい』というLIXILの想いを表現したキャッチコピーです。

※3:「ミッドテリア」とは、住宅の外皮およびその緩衝領域のことで、LIXILが住まいづくりに提案している概念です。インテリア、エクステリアといった領域をミッドテリアでつないだり遮断することで、新しい価値を創造します。

4.建設予定地(全体整備イメージ図)