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“プロダクティブ・ガーデン──大樹町を五感で味わう空間”をテーマに、
サステナブル建築の提案を世界の大学から募るコンペティション
「第4回LIXIL国際大学建築コンペ」開催

2013年11月25日

住宅・建材産業に関する調査・研究及び、人材育成等の事業に対し助成・支援する公益財団法人LIXIL住生活財団(所在地:東京都江東区、代表:理事長 潮田洋一郎、以下LIXIL住生活財団)は、次世代のサステナブル建築の技術を模索・検証し、地球社会にその技術を発信することを目的に「LIXIL国際大学建築コンペ」を開催してきました。北海道大樹町にある研究施設「メム メドウズ」内の敷地に、サステナブル建築の提案を世界各国の指名大学から募り、審査会にて最優秀案に選ばれた大学はその建設までを行います。

第4回LIXIL国際大学建築コンペは「プロダクティブ・ガーデン──大樹町を五感で味わう空間」をテーマに開催します。世界の大学から参加を募り、参加大学は環境をテーマとした研究やスタディなど、設計段階から竣工に至るまでの過程をコンペ公式Facebookにて公開していきます。

(facebook: https://www.facebook.com/LIXIL.IUAC

第2回コンペ最優秀校
慶應義塾大学/BARN HOUSE
2012年11月竣工
撮影:新建築社

第3回コンペ最優秀校
ハーバード大学/HORIZON HOUSE
2013年11月竣工

第4回LIXIL国際大学建築コンペティション

課題:プロダクティブ・ガーデン──大樹町を五感で味わう空間
草原や湿原が広がり、夏には緑を、冬には雪を楽しむことができる北海道大樹町。そこでは農業に代表されるような自然の営みとシンクロする活動が行われ、春の山菜、秋の鮭や鹿や果実などさまざまな収穫物、酪農などを含めて、多様で豊かな食をもたらしてくれます。そこにしかない自然を感じながら、食材を調理し食べることは、生活の楽しみそのものであり、また環境を考えることにも繋がります。
そうした大樹町の景観を利用し、必要であれば手を加えることもあるかもしれません。自然の味わい方のシナリオを描き、それに必要な作為を与えて下さい。
自然の中を散策したり、眺めたり、食事をするなど、五感を使って人が集う場所にしてください。

■審査委員:

隈研吾(審査委員長、建築家、東京大学教授)
野城智也(東京大学副学長)
進士五十八(造園家、農学博士、東京農業大学名誉教授)
小山薫堂(放送作家、脚本家、東北芸術工科大学教授)

■参加大学

デルフト工科大学(オランダ)
シンガポール国立大学(シンガポール)
ミラノ工科大学(イタリア)
オスロ建築デザイン大学(ノルウェー)
同済大学(中国)
バンドン工科大学(インドネシア)
東京大学(日本)
東京農業大学(日本)
北海道大学(日本)
他      (予定)

■スケジュール

2013年11月23日 公開テーマ討議
(Ustreamにて配信:http://www.ustream.tv/channel/lixil-iuac131123
2014年3月20日 コンペ案提出締切
     4月 1日 1次審査:3チーム選出
     4月25日 2次審査:最優秀案選出→建設プロセス
     11月 最優秀案竣工

【主催】公益財団法人 LIXIL住生活財団
【共催】株式会社LIXIL(総合研究所)
【公式サイト】http://www.lixiljsfound.or.jp/category/1835715.html
【公式Facebook】https://www.facebook.com/LIXIL.IUAC