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掃除に関する意識調査
〜2012年の新社会人および新社会人の子供を持つ母親を対象に意識調査を実施〜

2013年03月22日

入学や就職など、新生活がはじまり、荷物の整理や模様替え、引越しなどが多い春。日本で「大掃除」といえば年末の風物詩といえますが、暮らしが変化し、暖かくなる春に掃除をする「春掃除」もおすすめです。そこで今回、住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、一人暮らしの新社会人および新社会人の子供を持つ母親1,031名を対象に、掃除に関する意識調査を実施いたしました。

〜 主な調査結果 〜

■社会人になって自覚が芽生えた!?
新社会人の掃除頻度、学生時代より増加!ただし、親世代には届かず!
新社会人では「浴室」「トイレ」の掃除は「月数回以下」が過半数以上という結果に!

一人暮らしの新社会人と親世代に現在の「居室(リビング)」「キッチン」「浴室」「トイレ」の掃除頻度を尋ねた。新社会人はいずれの場所も「週1日程度」と回答した人が最も多く、親世代は「居室(リビング)」「キッチン」「浴室」において「ほぼ毎日」掃除を行うと回答した人が最も多かった。また、新社会人は半数以上が「浴室」「トイレ」の掃除は「月数回以下」と回答した。さらに、新社会人に学生時代の掃除頻度を尋ねたところ、社会人になると「居室(リビング)」「キッチン」「浴室」「トイレ」のすべてにおいて掃除の頻度が増加しているという結果が得られた。

■掃除道具の保有率、親世代では一家に一台の「掃除機」も、新社会人では7割強止まり!新社会人は「ぞうきん」を2人に1人しか持っていないという結果に!
「掃除機」も「ぞうきん」も持っていない新社会人が約1割!

保有している掃除道具について尋ねたところ、親世代の98.3%が「掃除機」を持っていると回答したのに対し、新社会人は76.2%が持っていると回答した。さらに、新社会人の「ぞうきん」の保有率は55.0%で、約半数しか「ぞうきん」を持っていないことが明らかとなった。その他、「ほうき」「タワシ」「ハタキ」に関しても世代間で2〜4倍の差がつく結果となるなど、親世代に比べ、新社会人は掃除道具の保有率が全体的に少ないことが明らかとなった。

■大掃除が大変な場所、両世代とも上位は「キッチン」「浴室」などの水まわり!
大掃除に費やす時間は、親世代「3〜4時間」に対し、新社会人は「2〜3時間」が多数!

大掃除が大変な場所を尋ねたところ、両世代とも「キッチン」が一番大変だと回答した。次いで「浴室」「窓ガラス」という回答が多く、大掃除では水まわりの掃除が大変だと感じていることがうかがえた。さらに、1回の大掃除に費やす時間を尋ねたところ、親世代は「3〜4時間」、新社会人は「2〜3時間」と回答した人の割合が最も高かった。親世代のほうが大掃除に費やす時間が長い傾向にあり、親世代の17.3%が10時間以上の時間を費やすという回答も得られた。

■春掃除、親世代は4人に1人が実施、新社会人では5人に1人が実施という結果に!
春掃除は「いらないものを捨てる」が両世代ともトップ!

春に大掛かりな掃除を行うかを尋ねたところ、親世代は26.4%が「春掃除を行う」と回答し、新社会人では21.7%が「春掃除を行う」と回答した。さらに、春掃除でどのような掃除を行う予定かを尋ねたところ、両世代ともに「いらないものを捨てる」がトップとなった。また、年末に行う大掃除と春掃除の内容を比較したところ、春掃除では「押入れやクローゼットの整理」や「玄関・庭・ベランダ等の外回り」の掃除を行う人の割合が高くなった。

■調査の概要

調査方法:インターネット調査
対象エリア:全国
調査対象:2012年に新社会人になった一人暮らしの人および2012年に新社会人になった子を持つ母親
サンプル数:1,031名 一人暮らしの新社会人の男性:258サンプル
             一人暮らしの新社会人の女性:258サンプル
             新社会人の母親:515サンプル
調査実施期間:2013年3月1日(金)〜2013年3月6日(水)
調査実施機関:株式会社マクロミル

■調査結果サマリー

Ⅰ.普段の掃除実態について

Ⅰ-1.掃除の頻度は新社会人が「週1回」、親世代が「ほぼ毎日」が多数派。
新社会人は半数以上が「浴室」「トイレ」の掃除は「月数回以下」。

「居室(リビング)」「キッチン」「浴室」「トイレ」について、普段の掃除頻度を尋ねたところ、新社会人はいずれの場所も「週一日程度」と回答した割合が最も多く、親世代は「居室(リビング)」「キッチン」「浴室」において「ほぼ毎日」掃除を行うと回答した割合が最も多かった。「浴室」の掃除に頻度は、親世代の52.6%が「ほぼ毎日」掃除を行うと回答したのに対し、新社会人は50.2%が「月数回以下」しか掃除を行っていないと回答した。また、「トイレ」の掃除頻度についても、新社会人の55.1%が「月数回以下」しか掃除を行っていないと回答しており、新社会人は半数以上が「浴室」「トイレ」は「月数回以下」しか掃除を行っていないという結果が得られた。

Ⅰ-2.学生時代に比べ、社会人になると掃除の頻度が各場所すべてにおいて増加。
特に「居室」の掃除頻度は「週1回以上」が学生時代より22.0%も増えたという結果に。

学生時代の掃除頻度と現在の掃除頻度を比較したところ、「居室」「キッチン」「浴室」「トイレ」いずれの場所においても掃除の頻度が増加しているという結果が得られた。特に、「居室」を週1回以上掃除する人は、学生時代は44.3%だったのに対し、現在は66.3%で、22.0%増加している。

Ⅰ-3.普段の掃除に費やす時間は15分未満が半数以上。
新社会人に比べて、親世代の方が一回の掃除にかける時間は短い。

普段の掃除1回に費やす時間を尋ねたところ、いずれの世代も半数以上が15分未満と回答した。新社会人に比べ、親世代のほうが「居室(リビング)」「キッチン」「浴室」「トイレ」の各場所で15分未満の割合が高く、一回の掃除にかける時間は短いという結果が得られた。

Ⅰ-4.掃除したくない場所は「トイレ」「浴室」「排水口」

普段の掃除において一番掃除をしたくない場所を尋ねたところ、新社会人は「トイレ」(22.3%)と回答した割合が最も多く、親世代は「浴室」(28.0%)と回答した割合が最も多かった。「トイレ」の掃除をしたくない理由は「汚れが落ちにくい」「臭いがきつい」などの「汚れ」に関する理由が多く、「浴室」の掃除をしたくない理由は「カビ・ぬめりの掃除が大変」「カビが生えやすく取ってもすぐに出てくる」といった「カビ」や「ぬめり」等の水まわりに関する理由が多かった。

※その他の回答:「エアコン」「物置」「ベッドの下」「押入れ」等

Ⅱ.掃除道具について

Ⅱ-1.新社会人の掃除道具の保有率、「掃除機」は76.2%、「ぞうきん」は55.0%。

掃除道具で持っているものを尋ねたところ、「掃除機」は親世代が98.3%保有していると回答したのに対し、新社会人は76.2%が保有していると回答した。「ぞうきん」については、親世代は86.6%保有しているのに対し、新社会人は55.0%しか保有していなかった。また、「掃除機」も「ぞうきん」も保有していない新社会人は約一割(9.9%)おり、「フローリングモップ」や「カーペットクリーナー」等の市販の掃除道具をしているという結果も得られた。その他、「ほうき」「タワシ」「ハタキ」に関しても世代間で2〜4倍以上の差がつく結果となるなど、親世代に比べ、新社会人は掃除道具の保有率が全体的に少ないことが明らかとなった。

※その他の回答:「歯ブラシ」「靴下」「ふきとりシート」等

Ⅲ.大掃除について

Ⅲ-1.「大掃除は年に1回」が多数派。
ただし、新社会人の34.0%、親世代の31.9%が2回以上実施。

大掃除を1年に何回行うかを尋ねたところ、「年に1回」と回答した人が、新社会人は48.8%、親世代は58.1%で最も多かった。「年に2回以上」と回答した人は、新社会人は34.0%、親世代は31.9%で、3割以上の人が「年2回以上」大掃除を行っていることがわかった。

Ⅲ-2.大掃除に費やす時間、親世代は「3〜4時間」に対して、新社会人は「2〜3時間」が最も多い。
親世代は「10時間以上」費やすと回答した人が17.3%も。

1年に1回以上大掃除を行うと回答した人に、1回の大掃除に費やす時間を尋ねたところ、親世代の「3〜4時間」(21.4%)に対し、新社会人は「2〜3時間」(26.9%)と回答した人が最も多かった。親世代は新社会人より大掃除に多く時間を費やす傾向があり、親世代の17.3%は「10時間以上」費やすという結果も得られた。

Ⅲ-3.大掃除が大変な場所、両世代とも上位は「キッチン」「浴室」などの水まわり。

大掃除を行う際、汚れやすくて掃除が大変な場所を尋ねたところ、どちらの世代でも「キッチン」と回答した人が最も多く、次いで「浴室」「窓ガラス」「トイレ」という結果となり、水まわりの掃除が大変だと感じている人が多いことがうかがえた。

Ⅳ.春掃除について

Ⅳ-1.春掃除、親世代は4人に1人が実施、新社会人では5人に1人が実施。

春に大掛かりな掃除を行うかを尋ねたところ、「行う」と回答した人は、親世代が26.4%、新社会人は21.7%であった。親世代は約4人に1人、新社会人は5人に1人が春掃除を行うという結果が得られた。

Ⅳ-2.春掃除で行うことは「いらないものを捨てる」。年末の大掃除と比較すると、春掃除では「押入れやクローゼットの整理」「玄関・庭・ベランダ等の外回り」の掃除を行う人の割合が増加!

春掃除を行うと回答した新社会人に、春掃除でどのような掃除を行うかを尋ねたところ、84.8%が「いらないものを捨てる」と回答した。年末の大掃除と比較すると、春掃除では「押入れやクローゼットの整理」「玄関・庭・ベランダ等の外回り」の掃除を行う人の割合が高かった。新年度を迎えるにあたり、身の回りのものの整理をする人や、暖かくなった春に外の掃除を行う人が増えることがうかがえる結果となった。

<ご参考1:春掃除について>

今回の調査では、3割以上の人が大掃除を「年2回以上」行っていることがわかりました。LIXILは、梅雨入り前に行う大掃除「春掃除」をおすすめします。春掃除には3つのメリットがあげられます。

●梅雨入り前にホコリや汚れをキレイにしておくことが「カビ」対策に

調査の中で、親世代が「一番掃除をしたくないところ」として回答した「浴室」、掃除をしたくない理由の1つはカビが原因でした。梅雨には湿度・温度が上昇し、カビが生育しやすくなります。梅雨入り前にきちんと掃除をしておけば、カビが生えにくい環境をつくることができます。

●春の陽気の中で、外回りの掃除も

冬には寒くて大変な外回りや水を使う掃除は、暖かくなる春に行ってはいかがでしょうか。2010年3月に実施した「掃除に関する調査」では、「春掃除」を行うことを「よいと思う」人は68.5%を占め、「暖かいので体を動かしやすい」(92.6%)「窓を開け放しても寒くない、水仕事がラク」(88.7%)、「暖かいので掃除をやる気になる」(72.2%)などの回答を得ています。

●新年度を迎えるタイミングでまとめて掃除

今回の意識調査で、大掃除で行うことで最も多かった回答が「いらないものを捨てる」ことでした。新年度を迎え、新たな生活をはじめるタイミングにあわせて掃除ができることも春掃除を行うことのメリットです。

<ご参考2:新技術で水まわりの清掃性UP!>

今回の調査で、「掃除が大変な場所」として上位にあがった、「トイレ」「浴室」「キッチン」等の水まわり。LIXILでは2013年発売の水回り新商品において、これまでLIXIL が培ってきた“水をコントロールする技術”を進化させた、掃除の手間を軽減することができる新機能を搭載しています。

システムバスルーム「Kireiyu(キレイユ)」の『キレイ浴槽』

戸建用システムバスルーム
「Kireiyu(キレイユ)」Kタイプ1620

システムバスルーム「Kireiyu」は、汚れにくくキレイが長持ちする『キレイ浴槽』を一部のタイプに搭載しています。『キレイ浴槽』は、アクリルウレタン系の人造大理石(商品名:クレリアパール・クレリア)で、重厚な存在感と上品な美しさを兼ね備えた浴槽です。また浴槽表面のLIXILオリジナル技術「防汚クリア層」で、白くこびり付いてなかなか落とせなかった水アカ(シリカ)汚れを付きにくくし、掃除をラクにします。

パールのような光沢が美しい『キレイ浴槽』

システムキッチン「サンヴァリエ〈リシェル〉」の『くるりん排水口』

システムキッチン「サンヴァリエ〈リシェル〉」

「くるりん排水口」イメージ

システムキッチン「サンヴァリエ〈リシェル〉」は、水を流すだけで“うずの力”で排水口の汚れを洗い流し、お手入れの手間を軽減する業界初の『くるりん排水口』(特許出願中)を搭載しています。水を流すだけで水流にうず水流を発生させ、その“うずの力”で、排水口はもちろん、汚れがたまりやすいゴミカゴの裏面をキレイに洗い流し、トラップ内部の汚れた水もスムーズに排水します。
面倒だった排水口のお手入れの手間を軽減する新発想の機能です。

※対応水栓
タッチレス水栓・グースネック水栓・オールインワン浄水栓・ハンドシャワー水栓

※右図の試験条件:疑似汚れ(トマトケチャップと水道水の混合液)を塗布し、水栓から、4ℓ/分の流量を20秒間吐水した状態。

『くるりん排水口』は、電気エネルギーを全く使わずに水道水の流れる力を利用し、フィンを回してうず水流を作ります。複雑なパーツもないため、耐久性にも優れています。
なお、うず水流は、給水によって水が流れるエネルギーで水車を回転させ、磁石を介してフィンに伝達し、フィンが回転することで発生します。給水部と排水部は混ざらないように壁で隔たれていますが、磁石を使っているため回転するエネルギーを伝達することができるのです。

洗面化粧台「ミズリア」の『ソコまで てまなし排水口』

洗面化粧台「ミズリア」

「ソコまで てまなし排水口」イメージ

洗面化粧台「ミズリア」は、「掃除のしやすさ」を実現する新機能『ソコまで てまなし排水口』を搭載しています。清掃性の要望が高い排水口において、突起物などがある構造のため奥まで掃除することは大変でした。そこで、突起物をなくした新構造『ソコまで てまなし排水口』を搭載しました。従来は、底に排水口を支える突起物が底にありましたが、磁石を利用した新機構にすることで、底をスポンジなどで掃除ができるようになりました。また従来品と同じく排水口にゴミがたまってもあふれることなく、さらにカンタンに取り除くことが可能なヘアキャッチャーや、汚れやすい排水口まわりの金型(フランジ)をなくすなど、お手入れしやすい構造になっています。

●底まで洗える『ソコまで てまなし排水口』

従来品は底に突起物がありましたが、磁石を利用した新機構により突起物をなくすことで、底が約4cm浅くなり、底まで掃除が可能になりました。

●『ソコまで てまなし排水口』の仕組み

磁石の反発力でヘアキャッチャーを開閉し、通水と止水をします。開閉のためのピンが不要になったことで突起物のない底面を実現しました。

●掃除のしやすい仕組みは踏襲

従来品同様、ゴミがたまる箇所と水が通る箇所を別々に設けることで、排水口にゴミがあふれかえることを防げます。

タンクレストイレ 新「SATIS」の『すみずみウォッシュ』

新「SATIS」の3モデル(左からG・S・Eタイプ)

「すみずみウォッシュ」

タンクレストイレ 新「SATIS」は、強力な水流で静かに、そしてしっかり便器鉢の汚れを洗い流す業界初の新技術『すみずみウォッシュ』を搭載しています。4Lの洗浄水すべてが鉢内のすみずみまでにいきわたり、「静かに」かつ「しっかり強力に」汚れを洗い流す新機能です。2つの新技術により、3つのメリットを提供します。

※Gタイプのみに搭載

新洗浄方式「パワードライブ式」
赤丸部分:強力な水流を生み出す「パワードライブユニット」

■新技術1:新洗浄方式「パワードライブ式」

強力な水流を生み出す新機構「パワードライブユニット」を搭載した新洗浄方式「パワードライブ式」を採用。安定した高い水流を生み出し、一気に便器鉢内に吐出します。従来のタンク式トイレでは、タンク内の水位が下がるとともに水流の勢いも落ちていましたが、この技術により水流の勢いを落とすことなく吐出することができ、便器鉢をすみずみまで洗い流し、洗い残しがありません。

「新・便器鉢」

■新技術2:「新・便器鉢」

「パワードライブユニット」が作り出した水流を、「新・便器鉢」によりコントロールします。

①:水の勢いを維持したまま、全体に行き渡らせるバンク形状

②:そして、鉢を洗浄した水平方向の水流を下方向に変換するウォーターフォール形状により、強いサイホンを発生させ、汚物を静かに、しっかり排出します