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犬と暮らすセカンドライフに関する意識調査
〜関東・関西のシニア世代を対象に意識調査を実施〜

2013年05月08日

日本で飼育されている犬の数は1,000万頭以上で今なお増加傾向とも言われています。また2012年以降、団塊世代の退職が進むなかで、退職後のセカンドライフを犬と暮らす、という夫婦も少なくありません。そこで今回、住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、"5月13日の「愛犬の日」(一般社団法人 ジャパンケネルクラブにより制定)"を前に、関東および関西に住むシニア世代(58歳〜72歳)の既婚の方727名を対象に、犬と暮らすセカンドライフに関する意識調査を実施しました

〜 主な調査結果 〜

<シニア世代、犬と暮らす生活についての調査>

■「犬と配偶者、どっちと過ごす時間が大切?」で、夫婦間に意識のギャップ!?
「妻と過ごす時間」と回答の男性56.5%に対し、「夫と過ごす時間」と答えた女性は31.1%!
特に関西でその傾向が顕著に!

「犬と過ごす時間と配偶者と過ごす時間、どちらを大切にしていますか」という質問に対し、男性の56.5%が「配偶者と過ごす時間」を挙げたのに対し、女性では31.1%にとどまる結果となった。特に関西では、男性61.6%に対し、女性29.1%となり、関東(男性52.9%:女性32.7%)に比べ顕著な結果となった。

■“庭に犬小屋”は昔の風景!?
犬の飼育場所は「居室内」が82.2%と圧倒的。「屋外(庭)」は13.6%にとどまる結果に。

現在犬を飼っている場所を尋ねたところ、「居室内」が82.3%と圧倒的トップとなった。一方で、「屋外(庭)」と回答した人は13.6%にとどまり、「庭に犬小屋を建てて犬を飼う」という飼育方法が少数派になっていることがわかった。

■犬を飼い始めた理由、「家族が欲しがったから」がトップ。
40代までに飼い始めた人は「子どもの教育になると考えたから」、
60代以降に飼い始めた人は「散歩など自分の健康管理のため」が比較的高い結果に。

大人になってから犬を飼い始めた年齢を尋ねたところ、50代以降に飼い始めた人が53.7%となり、過半数を超えた。飼い始めた理由としては「家族が欲しがったから」がトップとなった。また、飼い始めた年代別に見ると、40代までに飼い始めた人は「子供の教育になると考えたから」、60代以降で飼い始めた人では、「健康管理に役立つから」がそれぞれ上位となるなど、飼い始めた年代ごとに違いが見られた。

<シニア世代、犬のためのリフォーム意向についての調査>

■犬のために住宅リフォームしたいと考えている人が36.9%に上る結果に!
希望するリフォーム内容のトップは「滑りにくい床にしたい」。

犬のための住宅リフォームの意向について尋ねたところ、全体の36.9%が何らかのリフォームをしたい、もしくはしていることがわかった。内訳では「滑りにくい床にしたい」がトップとなり、「傷付きにくい床にしたい」が続くなど、「床」に関するリフォームニーズが高いことがうかがえた。また、女性の2位(全体では3位)に「飛び出し事故を防ぐ門やフェンスが欲しい」が挙げられる結果となった。

■シニア世代の約2割が、犬のためのリフォームに100万円以上かけられると回答!
リフォーム予算は、女性よりも男性の方が高く許容する傾向に。

犬のためのリフォームにいくらまでかけられるかを尋ねたところ、100万円以上かけられると回答した人が全体の19.8%に上った。男女別に見てみると、100万円以上と回答した人の割合が、男性は24.2%、女性は16.7%となり、男性の方がリフォームに予算をかけられると考えていることがわかった。

■調査の概要

調査方法 インターネット調査
対象エリア 関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)、関西(大阪・京都・兵庫)
調査対象 ペットとして犬を飼っているシニア世代(58歳〜72歳)の男女(既婚者)
サンプル数 727名 (各県・男女それぞれ52サンプル。※京都府の女性のみ51サンプル)
調査実施期間 2013年4月15日(月)〜2013年4月19日(金)
調査実施機関 株式会社マクロミル

■調査結果サマリー

Ⅰ.シニア世代における犬との暮らしについて

Ⅰ-1.犬の飼育場所は「居室内」が82.2%と圧倒的。「屋外(庭)」は13.6%と少数派。

現在の犬の飼育場所について尋ねたところ、「居室内」との回答が全体の82.2%に上る結果となった。「屋外(庭)」と回答した人は全体で13.6%にとどまった。エリア別では、関西の方が屋外で飼っている割合が高い傾向(15.1%)が見られた。また「ペット用の部屋」に関しては、全体の2.5%とごく少数にとどまる結果となった。

Ⅰ-2.シニア層に人気の犬種は「雑種」「(ミニチュア)ダックスフンド」「柴犬」。

飼育している犬の種類を尋ねたところ、「雑種」が最も多く、「(ミニチュア)ダックスフンド」「柴犬」「チワワ」「(トイ)プードル」という順となった。

Ⅰ-3.犬を飼い始めた年齢は、50代以降が53.7%と過半数。男性の方が、歳をとってから飼い始める傾向に。

大人になってから犬を飼い始めた時期を尋ねたところ、50代からが39.5%、60代以降が14.2%となり、過半数が50歳を超えてから飼い始めたことが分かった。男女別にみると、男性の方が50代以降に飼い始める割合が高い傾向(59.4%)が見られた。

Ⅰ-4.犬を飼い始めた理由は「家族が欲しがったから」がトップに。40代までに飼い始めた人は「子どもの教育になると考えたから」、60代以降では「散歩など自分の健康管理のため」が比較的高い結果に。

犬を飼い始めた理由を尋ねたところ、「家族が欲しがったから」がトップとなり、以下「癒されたいから」「家族とのコミュニケーションがより円滑になると思ったから」が続いた。

飼い始めた年代別に見てみると、40代までに飼い始めた人の3位には「子どもの教育になると考えたから」、60代以降に飼い始めた人の4位には「散歩など自分の健康管理に役立つから」が挙げられるなど、違いが見られた。

Ⅰ-5.シニア世代の女性の過半数が、夫よりも犬と過ごす時間の方が長い結果に。
特に関東圏の女性では「犬と過ごす時間の方が長い」との回答が54.8%。

犬と過ごす時間と配偶者と過ごす時間、どちらが長いかを尋ねたところ、男性の42.6%が配偶者と過ごす時間の方が長いと回答したのに対し、女性の50.9%が犬と過ごす時間の方が長いと回答する結果に。特に関東の女性では54.8%が、犬と過ごす時間の方が長いという結果となった。

Ⅰ-6.「犬と配偶者、どちらと過ごす時間が大切か」という質問に「配偶者」と回答した割合、男性56.5%に対し、女性31.1%とギャップが見られる結果に。

犬と過ごす時間と配偶者と過ごす時間、どちらを大切にしているかを尋ねたところ、男性の56.5%が「配偶者と過ごす時間の方が大切」と回答したのに対し、女性の割合は31.1%にとどまる結果となり、男女間でギャップが見られた。地域別に見てみると、特に関西では、男性61.6%に対し、女性29.1%となり、関東(男性52.9%:女性32.7%)に比べてギャップが大きい結果となった。

Ⅰ-7.犬を飼うことで「夫婦間の会話が増えた」という人が52.4%。

犬を飼うことで生じた夫婦間の変化を尋ねたところ、「会話が増えた」がトップで52.4%という結果に。以下、「犬を通じて共有の友人が増えた(20.8%)」「一緒にいる時間が増えた(18.4%)」など、ポジティブな意見が多く見られた。

Ⅱ.犬のための住宅リフォームについて

Ⅱ-1.犬を飼っている上での困りごと、男性は「行動が制限される」、女性は「病気が心配」がトップ。
以下「室内が抜け毛などで汚れる」が続く結果に。

犬を飼っている上での困りごとについて尋ねたところ、男性は「(夫婦揃っての遠出ができないなど)行動が制限される(45.3%)」、女性は「病気が心配(48.2%)」がトップとなり、続いて「室内が抜け毛などで汚れる(男性29.7%、女性33.6%)」が男女ともに3位となった。

Ⅱ-2.犬のためにリフォームしたいと考えている人が36.9%。希望するリフォーム内容は「滑りにくい床にしたい」「傷付きにくい床にしたい」「(飛び出し防止のための)門やフェンスをつくりたい」。

犬のための住宅リフォームの意向について尋ねたところ、何らかのリフォームをしたいと考えている、もしくはすでにリフォームしたという人が36.9%に上る結果となった。希望するリフォーム内容では、「滑りにくい床にしたい」が16.5%でトップとなり、「傷付きにくい床にしたい(11.1%)」が続くなど、「床」に関するリフォームニーズが高いことがうかがえた。また、女性の2位(全体では3位)に「飛び出し事故を防ぐための門やフェンスをつくりたい(全体10.9%、女性のみでは14.3%)」が挙げられる結果となった。また、「その他」としては、「サンルームをつくりたい(つくった)」という回答が複数挙げられた。

Ⅱ-3.犬のためのリフォーム予算、「100万円以上かけられる」との回答が19.8%。男性は、24.2%が100万円以上かけられると回答する結果に。

犬のための住宅リフォームにいくらまで予算をかけられるかを尋ねたところ、全体で19.8%の人が100万円以上かけられると回答した。100万円以上かけられると回答した人を男女別に見てみると、女性の16.7%に対し、男性は24.2%に上る結果となった。地域別では、関東が22.4%、関西が16.2%と、関東の方が予算が高い傾向が見られた。

<ご参考:犬と暮らす住まいについて>

今回の意識調査により、犬を飼っている場所は居室内が圧倒的に多く、住まいのリフォームを考える人が全体の約4割いることが分かりました。その内容は、「滑りにくい床にしたい」「傷つきにくい床にしたい」という床関連のリフォームへの要望が多かった他、「飛び出し事故を防ぐ門やフェンスがほしい」「犬の洗い場をつくりたい」などといった回答が得られ、また少数ですが「サンルームをつくりたい」といった声も聞きかれるなど、犬との生活をより快適送るための様々なニーズがあることがうかがえました。LIXILは、このような要望にお答えし、愛犬も人も快適に暮らせる住まい作りをご提案しています。

■すべりを防ぐペット床「スタイルプラス アスティ」

「スタイルプラス アスティ」の内床タイプは、ペットのすべりに配慮した滑りにくい仕様となっています。
犬の足腰にかかる負担を軽減し、転倒防止の役割を果たします。また、傷に強く、汚れも染み込みにくく落としやすいので、掃除がしやすく美しさを持続できる床材です。リビングからテラスまでと、室内・室外の床面を同一意匠でコーディネートができます。

※ペット床は「スタイルプラス アスティ」の他、6種類をご用意しています。

ペットがすべりにくい床タイル

タイルは床素材の中でもすべりにくく、ペットにも優しい素材です。

清掃性の高い床タイル

ペットと暮らしていると、オシッコなどの液体の汚れやウンチなどの半固形物の汚れ、皮脂による汚れなどの汚れが床にこびりつきます。タイルはこうした汚れが染み込みにくく、落としやすい床材です。

■気になる臭いを吸着する室内建材「エコカラット」

ペットの気になる臭いの原因物質を吸着し、悪臭を軽減させることができるインテリア壁材です。室内の湿度を一定に保つ優れた調湿効果で、結露対策やカビ・ダニの繁殖を抑えることも期待できます。

■飛び出しを防ぐための門扉などをオリジナルデザインに作れる「デザイナーズパーツ」

ペットの道路への急な飛び出しには、門扉やスクリーンがあると安心です。「デザイナーズパーツ」は、門扉やスクリーンなど様々なパーツやアイテムを組み合わせることで、現場に合わせたオリジナルなデザインに作ることができます。 

■散歩帰りに汚れを洗い流せる「ペット用水栓柱」

ペットの散歩帰りに足を洗ったり、外でシャンプーする際にはペット用水栓柱が便利です。お湯も出る混合水栓柱で、寒い季節でもストレスなく使え、天気のいい時期には屋外でシャンプーもできるハンドシャワーですっきり洗い流すことができます。

■屋内でも屋外でもない、リビングと庭をつなぐガーデンルーム「NEW暖蘭物語」

アンケートによると、大多数が屋内で飼育している一方、 「室内が抜け毛などで汚れる」といった困りごとの声も多く聞かれました。
LIXILのガーデンルームは、屋内でもなく屋内でもない、“ミッドテリア(半戸外)”という新提案のスタイルです。
晴れた日はガラスパネルを開いて庭の続きに、雨の日はパネルを閉じて部屋の続きにできます。飼い主の目が届く場所で安心して日光浴を楽しめ、雨や雪の日にも心地よく過ごせる空間としておすすめです。
また同じペットを通じた友人やご近所の方が集まるコミュニティースペースとしても活用できます。