2014年06月25日
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、 “湯を、愉しむ。時を、味わう。”をコンセプトに、高級ホテルのバスルームやスパリゾート施設のような心地よさを自宅で味わえる、 [肩湯]や[打たせ湯]などの機能を搭載した新システムバスルーム「SPAGE(スパージュ)」を、8月1日より全国で発売します。
システムバスルーム「SPAGE(スパージュ)」施工例
「SPAGE」は、“お風呂を愛する国のバスルーム”として、“湯を、愉しむ。時を、味わう。” くつろぎの空間と体験をご提案する新発想のシステムバスルームです。
厚さ約4mmのお湯が首から肩を優しくなでるアクアフィールの[肩湯]は、 お湯のベールをまとうような新しい感覚を生み出します。薄膜吐水技術を採用し、滑らかに均一に流れ続ける[肩湯]は、直接頸(くび) を温めることで、少ない湯量でも身体の血流量を増やして、全身を温めることができるので、「美容」や「健康」 を意識される方におすすめの入浴法です。
また、ボリューム感のあるお湯が全身を包み込む[オーバーヘッドシャワー]と、 肩など凝った部分に落下するお湯を当てて心地よいお湯の刺激を楽しめる[打たせ湯]の機能を「アクアタワー」に搭載しています。 「アクアタワー」は意匠性にこだわり、極限まで薄くしたオーバーヘッドシャワーやスリムなボディデザインを実現しています。
さらに、バスルームでのくつろぎの時間を存分に味わっていただけるよう、“寝湯”に近い姿勢で浮遊感を楽しめる 「リクライニング浴槽」、曲面に包み込まれるような安心感のある「ハイバック浴槽」などもご用意しています。
各ディティールの素材感やデザインにもこだわり、 ドイツのクラフトマンシップを受け継ぐGROHEブランドの水栓金具も採用しています。
LIXILでは、「SPAGE」を通して、日本のお風呂を変える、新しいくつろぎの形を提案します。
<参考資料>
ヘッドレストに頭をもたせ、直接頸(くび)を温めることで、少ない湯量でも身体の血流量を増やして、
全身を温めることができるので、身体への負担が少なく、美容や健康を意識される方におすすめの新しい入浴法です。また、
[肩湯]のお湯は循環させて使う節湯仕様なので、環境や水道・光熱費を気にせずにお楽しみいただけます。
さらに、吐水口に組み込まれた「アクアフィールライト」が、流れ落ちるお湯を引き立て、視覚的なくつろぎを演出します。
【くつろぎを実現するための水をコントロールする技術】
約4mmの厚さで滑らかに均一に流れ続けるようにお湯をコントロールする独自の薄膜吐水技術を採用。さらに、
一般的な男性や女性の肩幅をカバーするよう、日本人の人体寸法データ、浴槽に入った時の肩の位置や湯が当たって体に広がる
状態などを綿密に検証して吐水幅を約435mmに設定しています。
意匠性を高め、極限まで薄くしたデザインのボディから出るボリューム感のあるお湯が全身を包み込み、 高級ホテルで味わうような贅沢な時間を過ごせます。
【くつろぎを実現するための水をコントロールする技術】
極限に近い薄型の形状を保ちつつ、一般の成人男性がどの位置を向いてもお湯が全身を包み込むように、お湯に広がりを持たせ、
さらに空気を含むたっぷりとしたボリューム感のあるシャワー吐水へと変換する技術を開発しました。
また、浴び始めの「ヒヤッ」を軽減するため、本体内に残った水と配管内の初期冷水をシャワーヘッド以外から排出する機能を搭載しています。
肩など凝った部分に落下するお湯を当てて、 心地よいお湯の刺激とマッサージ効果を楽しむ[打たせ湯]を、自宅のバスルームで味わえます。
【くつろぎを実現するための水をコントロールする技術】
高速回転する羽根車を内蔵して水圧を上げて放出するという「エコフルシャワー」で定評のあるパルス吐水の原理を応用して、
脈動するお湯による「湯もみ効果」を生み出しています。これにより、
これまで天井高の制約から自宅のシステムバスルームでは味わうことが出来なかった、打たせ湯の心地よいお湯の刺激を再現しました。
寝湯に近い姿勢で浮遊感を楽しめる「リクライニング浴槽」には、やわらかな感触のヘッドレスト、 ゆるやかな角度の背もたれ、足をラクに乗せられるベンチなどをご用意しています。特徴的な曲面が浴槽に包み込まれるような 安心感を醸し出す「ハイバック浴槽」など、お客さまの好みや浴室サイズに合わせて選べる6つの浴槽フォルムをご用意しています。
シャープ社と共同で開発した業界最大サイズ※3で迫力ある大画面が特長の32型浴室テレビ「アクアシアター」や、 クラリオン社と共同で浴室専用に音響チューニングを行い、高音質を実現した業界初※4の「フルデジタルサウンドシステム」 などを新たにご用意しています。
※3 2014年6月1日現在 自社調べ ※4 2014年6月1日現在 クラリオン(株)調べ
リフォームユーザーのご要望で多い「寒くない浴室」を実現する「断熱壁」を標準搭載しているほか、
浴槽保温を標準設定しています。リフォームニーズの高い1216サイズ専用に設計された「スタンダード浴槽」は、
コンパクトでもゆったりとくつろぎたいというご要望に応え、左右非対称の浴槽形状にしています。また、
足を伸ばした時の邪魔にならないよう、循環口を斜めに配置するなど、ゆったりとしたくつろぎを感じていただける工夫をしています。
さらに、マンションのリフォームでも使いやすい床下高さを抑えた脚(H=200mm)も設定しており、
リフォーム現場での汎用性を高めた仕様です。既存の浴室サイズを変更せずにリフォームできる1216サイズ(W1600mm×D1200mm)
も用意しています。
「SPAGE(スパージュ)」は、「SPA(温泉)」と「AGE、GENERATION(時代/世代/型/発生)」 を組み合わせたLIXILの造語です。「SPAGE」は“お風呂を愛する国のバスルーム”として、“湯を、愉しむ。時を、味わう。” くつろぎの空間と体験をご提案します。