2014年02月04日
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長: 藤森義明)は、国立の科学館である日本科学未来館(所在地:東京都江東区青海、館長:毛利衛)が初めて「トイレ」 をテーマに開催する企画展「トイレ? 行っトイレ!〜ボクらのうんちと地球のみらい」(開催期間:2014年7月2日〜10月5日 )に特別協賛します。
初めて「トイレ」をテーマに企画展を開催する日本科学未来館
日本科学未来館は、先端の科学技術と人とをつなぐ場として、「科学がわかる 世界がかわる」をス ローガンに、展示やセミナー、実験教室などの活動やWeb、出版物、映像など多くのコンテンツを通して、先端科学をわかりや すく伝える国立のサイエンスミュージアムです。
今回の企画展のテーマである「トイレ」については、学校のトイレでうんちができないといった問題か ら、高齢化や地方過疎化にまつわる問題、また世界に目を向けると、現在でも25億人がトイレを使えない環境にあり、不衛生ゆ えに多くの子どもが命を落としている問題や、エネルギーや水、資源といった地球環境全般に関わる問題など、さまざまな問題 が山積する状況です。
本企画展「トイレ? 行っトイレ!〜ボクらのうんちと地球のみらい」では、今まで大きな声で語られ ることのなかった「トイレ」という存在に注目し、自分のうんちの匂いや形などの身近な話題から、排泄物と地球環境の問題に 至るまでさまざまな情報に触れながら、環境に負荷をかけないトイレのシステムとは何か、そして私たち人間にとって幸せなト イレとはどのようなものかを探っていきます。
国内外においてトイレに関わる事業を幅広く展開しているLIXILは、節水技術の向上や人にやさしいデ ザインの採用など、快適なトイレ空間を追求しています。そこで今回「さまざまなトイレに関する問題を見つめ直し、地球に とってよりよいトイレを探る」という、日本科学未来館の本企画の主旨に賛同し、協賛することを決定しました。
LIXILでは、本企画展を通してより快適で豊かなトイレ文化を追求していきます。
<参考資料>
※常設展示入場可、6歳以下の未就学児は無料、障がい者手帳所持者は当人および付き添い者1名まで無料
日本科学未来館の内観
日本科学未来館は、いま世界に起きていることを科学の視点から理解し、
私たちがこれからどんな未来をつくっていくかをともに考え、語り合う場です。
ここにあるのは、自分自身で触れ、楽しむことのできる常設展示や企画展のほか、実験教室やトークイベントなど多彩
なメニュー。科学コミュニケーターと意見やアイディアを交換しながら、日々の素朴な疑問から最新テクノロジー、地
球環境、宇宙の探求まで、さまざまなスケールで現在進行形の科学技術を体験することができます。
National Museum of Emerging Science and innovation