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【ジャパンホームシールド】在ニュージーランド日本国大使館を訪問し
ニュージーランドの液状化現象に関する研究成果を報告

2014年11月11日

戸建住宅の地盤調査・建物検査を手掛けるジャパンホームシールド株式会社(所在地:東京都墨田区、代表取締役社長:斉藤 武司)は、2014年10月23日に、在ニュージーランド日本国大使館を訪問し、ニュージーランドにおける地盤の液状化現象に関する研究の内容について報告しました。

在ニュージーランド日本国大使館にて
(野川大使:左から4人目)

ジャパンホームシールドでは、1993年の地盤調査業務開始以来、累計90万件以上の地盤調査・解析を手掛け、地盤のエキスパート企業として技術を磨いてきました。この技術力を海外でも役立てるため、日本同様に地震や液状化被害が多いニュージーランドにおいて、オークランド大学と共同研究を行う契約を2013年に締結し、同国の地盤メカニズムについて研究を進めています。研究の結果、当社が実施している次世代の地盤調査試験法「スクリュードライバーサウンディング試験(SDS®試験)」がニュージーランドでの地盤液状化調査に効果を発揮する可能性が高いことが判明し、同国での実用化も視野に入れています。

当日は、SDS試験を共同開発した日東精工株式会社(所在地:京都府綾部市、代表取締役社長:材木 正己)、および共同研究を行っているオークランド大学とともに大使館を訪問し、研究の進捗報告や意見交換を行いました。大掛かりな設備が必要なボーリング調査に迫る高い調査精度でありながら、小型の調査機を用いることで低コスト化を実現したSDS試験は、ニュージーランドの災害対策に役立つ可能性があると、高い評価を受けました。また、野川 保晶 特命全権大使からは「二国間の友好関係をベースに、優れた日本の技術でニュージーランドに貢献してほしい」と期待の言葉をいただきました。

ジャパンホームシールドは今後も、優れた技術力を活かして、世界中の人々の豊かで快適な住生活の未来に貢献していきます。