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“一部屋単位”から断熱リフォームができる新発想の工法
「ココエコ」が「ECHO CITY 製品大賞2014 特別賞」を受賞

2015年02月09日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、都市や建築・住宅の未来を切り開く優れた建材・設備を表彰する「ECHO CITY製品大賞2014」(主催:日経アーキテクチュア、日経ホームビルダー)において、 “一部屋単位”で断熱リフォームができる「ココエコ」が特別賞を受賞しました。同賞の受賞は、昨年の「サーモスⅡ」に続き2年連続となります。

「ECHO CITY製品大賞2014」は、省エネ性能の高い製品や安全・安心に貢献する製品など、都市や建築・住宅の未来を切り開く優れた建材・設備を表彰することで、技術や産業の発展に寄与し、社会に貢献することを目的に、「プロジェクトエコー・シティ」(環境と人が響き合う街づくり)の一環として実施するもので、今年度が第2回となります。今回、特別賞を受賞した「ココエコ」は、簡単に施工できる手軽さや、薄い断熱材により、リフォーム後も居住スペースが狭くならない点などが評価されました。

「ココエコ」は、大規模な工事が必要だった断熱リフォームを、“一部屋単位”から最短1日で行える新工法です。防音・断熱内窓「インプラス」に加え、“厚さ12mmの真空断熱材”を採用した断熱パネルとして 「ウォール インプラス」、「フロア インプラス」で、断熱リフォームが部屋の内側から簡単にできます。「暖房しても足元が暖まらない」、「夏の西日が強くエアコンの効きが悪い」といった住まいの困りごとを解決します。

LIXILでは、今後もさらに「ココエコ」の普及促進を図ることで、日本の住宅の省エネ化に大きく寄与していくことを目指します。

◆「ECHO CITY製品大賞」について

【主   催】
「日経アーキテクチュア」、「日経ホームビルダー」(日経BP社)
【選定基準】
技術や産業の発展に寄与し、社会への貢献度の高いものが重視され、その他、省エネ、CO2排出削減、リサイクル、耐久性、施工性、安全性、デザイン性、コスト、メンテナンス性など、独創性や新規性などが評価されます。
【審査委員長】
隈研吾 氏(建築家、東京大学教授)
【審査委員】
河野晴彦 氏(日本建設業連合会・設計委員会委員長、大成建設・執行役員設計本部長)、金子一弘 氏(JBN・環境委員会委員、金子建築工業・代表取締役 )、日経アーキテクチュア編集長、日経ホームビルダー編集長

<参考資料>

■“一部屋単位”から断熱リフォームがきる新発想の工法「ココエコ」

「ココエコ」は、「暖房しても足元が暖まらない」、「夏の西日が強くエアコンの効きが悪い」といった住まいの困りごとを解決する、LIXILの新発想リフォーム工法です。防音・断熱内窓「インプラス」に加え、厚さ215mm の一般的な断熱材(グラスウール16kg)の断熱性能に相当する、“厚さ12mmの真空断熱材”を採用した断熱パネル「ウォール インプラス」(パネル厚 30mm)「フロア インプラス」(パネル厚 15mm)を使用し、窓・壁・床の断熱リフォームが、部屋の内側から“一部屋単位”で簡単にできるのが特長です。また、石こうボードと真空断熱材が一体化したパネルを使用することにより、従来必要だった石こうボードの施工工程をなくし、接着剤で既存壁に固定できる簡単施工です。

※JIS A 1412-2 HFM法の測定値による比較

<ECHO CITY 製品大賞2014審査評>

1部屋単位で既存の窓・壁・床を壊さずに断熱改修ができる工法。徹底した「住まいながらリフォーム」を実現させた。工場でフルオーダー生産した真空断熱材入りのパネルを現場に搬入し、改修する部屋の壁や床に張り付ける。仕上げとなる石こうボードも工場で張り付けているので、現場では切断やビスによる取り付けがなく、粉じんや騒音がほとんど生じない。審査委員からは「施工性と量産性に優れている」「デザインと環境配慮を両立している」などと評価された。