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【ジャパンホームシールド社】基礎と地盤を総合検討し、最適な基礎設計を提案する
「基礎地業設計サービス」の基幹技術が特許を取得

2015年03月13日

戸建住宅の地盤調査、建物検査を手掛けるジャパンホームシールド株式会社(所在地:東京都墨田区、代表取締役社長:斉藤 武司)は、木造戸建住宅の建物、基礎、地盤を総合的に検討し、最適な基礎設計を提案する「基礎地業設計サービス」の基幹技術にて特許を取得しました。

■特許の概要

発明の名称 基礎地業設計システム、そのプログラムおよび記録媒体、ならびに基礎梁への負担荷重の設定方法および杭の支持力の案分方法、ならびに杭の配置情報の判定方法
特許権者 ジャパンホームシールド株式会社
特許番号 特許第5686852号
登録日 2015年1月30日

特許証

今回特許を取得した技術では、設計した建物の「建物荷重」を一棟ごとに算出し、基礎に伝わる荷重に応じた最適な基礎の設計と杭の配置を行います。従来、建物基礎の強度を確保するには、建物の構造や強度、基礎の荷重負担と地盤の設計を別々に計算する方法が一般的でしたが、「基礎地業設計サービス」ではこの特許技術を活かし、地盤にあった最適な基礎設計仕様のご提案が可能となります。

建物荷重の計算に基づき、最適な基礎の設計と杭の配置を行うことで、荷重負荷が大きい場所には重点的に杭を配置し、負荷が小さい場所へは適量の杭を配置するなどの提案が行えるほか、建物、基礎、地盤をトータルで見ることにより過剰設計が見直され、コストダウンに貢献できるというメリットもあります。

ジャパンホームシールドでは、今後も最新の調査方法と豊富な実績による分析で、より豊かで快適な住生活の未来に貢献していきます。

<参考資料>

■基礎地業設計サービスの概要

調査データ、設計図書をもとに構造計算をおこない検討書をご提供いたします。

  1. 構造計算による基礎と地盤の相互検討を行います。
  2. 建物の仕様・計画情報をいただければ、ジャパンホームシールドで一棟一棟、建物荷重を計算します。
  3. 負担荷重に応じて、基礎の断面と最適な杭の配置をご提案します。

荷重負担に応じて適切に杭を配置<イメージ>

建物・基礎・地盤を一体で計画<イメージ>

基礎の荷重分担図<例>