2015年12月07日
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、お客さま満足の追求、3現主義、品質マネジメントシステムによる改善活動をすすめ、グローバルNo.1の品質を目指しています。2015年11月19日(木)には、世界各国161部門から選抜された社員が参加して、改善活動を発表、ベストプラクティスを競い合う、世界大会「品質フォーラム FUJIアワード」を開催し、海外を含む56拠点に生中継されました。
当日は、世界から選抜された代表7チームがLIXIL WINGビル(江東区大島)に集結し、改善活動を発表しました。審査の結果、藤森社長賞は、LIXIL Housing Technology伊賀上野工場の「エコカラットラインにおける生産管理手法のシンカについて」が獲得しました。優秀賞は、LIXIL Housing Technology 粕川工場、LIXIL Japan Companyカスタマーサービス部の2チームが受賞しました。
受賞メンバーと、藤森ら選考委員
表彰式で社長の藤森は、「品質に対する私たちの情熱やコミットメントが、世界中のすべてのLIXILグループ社員8万人にいきわたっていく、その象徴が今日のセレモニーです。今回の7つの改善活動発表の背景には、全世界の何百何千の改善活動がある。品質向上に対する一層の努力を続けることにより、今後も、品質に関する問題を絶対に置き去りにせず、全社一丸となって品質改善に取り組んでいこう。」とコメントし、グローバル企業として世界規模で品質向上に取り組む姿勢を改めて示しました。
また、改善活動発表に続いて、「グローバル品質」をテーマにしたトップフォーラムを開催。早稲田大学ビジネススクール長内厚准教授から基調講演をいただき、続いてLIXIL品質本部長の山中潤一をファシリテーターに、長内先生と社長の藤森との公開討論を実施しました。LIXILが目指す品質のあり方やLIXIL商品の独自性について、他業界の状況も交え、登壇者だけでなく出席者も巻き込んで白熱した議論が繰り広げられました。
品質にかける思いを熱く語り合う公開討論の模様
(左から)藤森、 長内准教授、山中
さらに、全世界の社員を対象に作品を募り、世界各拠点から15,261作品(日本語部門13,744作品、英語部門1,517作品)の応募が寄せられた「品質標語コンテスト」についても、同日、最優秀作品の表彰が行われました。
LIXILは、活動成果を世界中の社員で共有し、さらなる品質向上へつなげ、LIXILだからこそ実現できるグローバルNo.1の製品とサービスで、お客さまに安心・安全・快適な住生活を提供することを目指します。
<参考資料>
賞 | テーマ | 部署 |
---|---|---|
藤森社長賞 | エコカラットラインにおける生産管理手法のシンカについて | LIXIL Housing Technology 伊賀上野工場 |
優秀賞 | 製商販協働による「部品なし」不具合削減活動 | LIXIL Housing Technology 粕川工場 |
優秀賞 | 新商品(フーゴ・ネスカ)の商品資料 品質改善 | LIXIL Japan Company カスタマーサービス部 |
準優秀賞 | スパージュ用 人造大理石浴槽の品質設計確立 | LIXIL Water Technology Japan 浴室開発部 |
準優秀賞 | ファサードのイノベーションによるビルの品質向上 | LIXIL Building Technology Group Technical |
準優秀賞 | 吊戸ライン ライン落ち防止対策について | LIXIL Kitchen Technology 社工場 |
準優秀賞 | 一次焼成時の歩留まり率の改善 | LIXIL Water Technology Asia Rayong工場 |
日本語部門 最優秀作品
“小さな改善、確かな未来、みんなで掴もう世界の信頼”
英語部門 最優秀作品
“Think of growth, think of customers, think of quality”
日本語部門 最優秀作品を掲載した品質月間ポスター
英語部門 最優秀作品を掲載した品質月間ポスター