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スタンフォード 大学Center on Longevity Design Challengeを応援します

2015年10月09日

株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区 社長:藤森義明、以降LIXIL)は、アメリカ合衆国のスタンフォード大学(本部所在地:カリフォルニア州)が主催する「The Stanford Center on Longevity Design Challenge」を応援することを発表しました。これは世界中の学生による、高齢者の生活を改善する製品・サービスの設計を奨励する世界的なコンテストです。

LIXILは、急速に高齢化の進む日本社会を支える住宅および建物の実用的なソリューションの開発を、長きにわたりリードしてきました。今回、スタンフォード大学Center on Longevityと協働することで、当社は同大学の技術とソリューションを活用し、高齢者が自宅と地域の両方において、より一層安全・健康で、よりアクティブなライフスタイルを実現でき、また高齢者の活力が湧くような大きなイノベーションを刺激することを目指します。

本契約について、スタンフォード大学Center on Longevityディレクターのケン・スミス氏のコメントは以下の通りです。「高齢化社会が直面する課題に取り組むためのLIXILの技術とデジタル・ソリューションを活用できることを大変嬉しく思います。LIXILの商品や技術力が、コンテストに参加する学生たちにとって非常に大きなメリットとなり、更に、高齢者の役に立つ実用的なソリューション開発のひらめきを与えることと確信しています」

また、LIXIL社長の藤森のコメントは以下の通りです。「LIXILは、高齢化社会を支える次世代のソリューション開発を促進するため、このコンテストを通して、革新的でグローバルな思考と、日本における最高のイノベーションとの橋渡しの役割を果たしたいと考えています。コンテストの参加者は、グローバルな課題に対してポジティブな影響を与え得る、将来のリーダーです。私たちが力を合わせて努力することは、世界中の人々のより豊かな暮らしに繋がることでしょう」

世界の主要国の中で最も急速に高齢化が進む日本で、LIXILは、自立した健康的な生活を支えるモビリティを改善する、家庭と地域における革新的で実用的なソリューションの開発に専心しています。

◆「The Stanford Center on Longevity Design Challenge」

今年3回目を迎えたThe Stanford Center on Longevity Design Challengeは、世界の大学、大学院に在籍する学生を対象とした国際的なコンペティションであり、高齢者のより豊かで快適な生活を可能にする商品やサービスのデザイン提案を募集します。今年のデザインチャレンジは、“Using Happiness to Optimize Longevity”というテーマに基づきMind, Mobility, Financial Securityという三つのカテゴリーに分かれています。ファイナリストに選ばれた学生は、各カテゴリーに精通した審査員や企業からのアドバイスを受けることができます。
(ホームページ:http://longevity3.stanford.edu/designchallenge2015-16/