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【ニュースレター】システムバスルーム「SPAGE」、洗面化粧台「LUMISIS」
中高級クラスの水まわり商品が販売好調
〜発売初年度の売上げが当初予想を上回り好調に推移〜

2015年09月09日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)では、昨年発売した中高級水回り商品、システムバスルーム「SPAGE(スパージュ)」(2014年8月発売)、ならびに最上位グレード洗面化粧台「LUMISIS(ルミシス)」(2014年4月発売)が、当初の販売目標を上回り、それまでの同価格帯商品の販売実績を超えて(前年比:SPAGEで140%、LUMISISで120%)好調に推移しています。

販売好調なシステムバスルーム「SPAGE」(左)と洗面化粧台「LUMISIS」(右)

「SPAGE」と「LUMISIS」の購買年代層は、当初から販売ターゲットとしていた50・60代の方々が中心となっています。住宅を所有してから年月がたっており、リフォーム適齢期を迎えている同世代の消費が、好調な販売数を牽引しています。また近年の多少金額が高くても品質の良いものを求める傾向※1も、販売好調の要因となっているようです。

※1:野村総合研究所 「生活者1万人アンケート調査」(2012年発表)より

「SPAGE」は、首から肩にやさしいお湯をまとうかのような「アクアフィール(肩湯)」など、スパで体感するような新機能を搭載したことにより、今までのお風呂にはないスタイルなどが評価されました。年間販売台数は同価格帯商品の前年の実績と比較し、140%と好調に推移しています。特に、2015年3月以降は省エネ住宅ポイントの影響(2015年4月〜6月の1Qに絞ると前年同時期の約2倍)もあり、大きく販売台数を伸ばしています。

「LUMISIS」も、同価格帯商品の実績と比較し、120%の売上を記録しています。高級感のあるカウンターや、今まで搭載されていなかった新機能、自動吐水の水栓金具や縦型LED照明などが購買につながっています。

LIXILはこれからも「SPAGE」や「LUMISIS」といった商品を通して、水まわり空間においてより豊かで快適な住生活の実現に貢献してまいります。

<参考資料>

●「SPAGE(スパージュ)」について

「SPAGE」は、“お風呂を愛する国のバスルーム”として、“湯を、愉しむ。時を、味わう。”くつろぎの空間と体験をご提案する新発想のシステムバスルームです。 厚さ約4mmのお湯が首から肩を優しくなでるアクアフィールの[肩湯]は、お湯のベールをまとうような新しい感覚を生み出します。薄膜吐水技術を採用し、滑らかに均一に流れ続ける[肩湯]は、直接頸(くび)を温めることで、少ない湯量でも身体の血流量を増やして、全身を温めることができるので、「美容」や「健康」を意識される方におすすめの入浴法です。 また、ボリューム感のあるお湯が全身を包み込む[オーバーヘッドシャワー]と、肩など凝った部分に落下するお湯を当てて心地よいお湯の刺激を楽しめる[打たせ湯]の機能を「アクアタワー」に搭載しています。「アクアタワー」は意匠性にこだわり、極限まで薄くしたオーバーヘッドシャワーやスリムなボディデザインを実現しています。

●「SPAGE(スパージュ)」購入者アンケートから採用の決め手になった声

「浴槽フォルムと素材感」

  • 浴槽がゆったりしていて、段になっているので子供が入りやすい。
  • 浴槽の高級感や材質がいいです。
  • ショールームで実際の浴槽を触らせていただき気に入りました。

・ 浴槽フォルムの特長:
くつろぎのカタチにこだわった6つの浴槽フォルムを用意しました。 そのひとつ「リクライニング浴槽」は緩やかな角度の背もたれ、足をラクに乗せられるベンチ、すべてのくつろぎの姿勢を生むための工夫をしています。また上質な深みと奥行きのある輝きを放つ素材、人造大理石「グランザ」にて高い質感を演出しています。

「アクアフィール(肩湯)」

  • 今までのお風呂にはないスタイルに魅かれました。
  • 体の温まりが早いから。
  • 肩湯はLIXILにしかないから。
  • 長時間ゆっくりとお風呂につかれるから。

・ アクアフィールの特長:
首から肩に、やさしいお湯をまとうかのような、新感覚のアクアフィール(肩湯)を用意。アクアフィールは、頸を直接温めることにより、血流量が増し、半身浴でも心からリラックスできる新しい入浴スタイルが楽しめます。また誰もが使いやすく、また心地よく感じるこだわりを開発段階で何度も検証し、生み出しました。

<こだわりの4mmのお湯のベールと追究した吐水幅>

途切れることなく流れ続けるお湯のベール。幾多の試作をかさねられて生まれた、約4oという均一で身体を包み込むようなお湯の姿は、吐水口の形状設計から、吐水角度の追求まで、LIXILのこだわりが詰まった新機能です。

吐水幅435mm。一般的な男性や女性の肩幅をカバーし、浴槽に入った時の肩の位置や湯が当たって体に広がる状態などを綿密に検証して導き出しました。また吐水口にLED照明を組み込み、身体と心で心地よさを追求しています。

●「LUMISIS(ルミシス)」について

「LUMISIS」には、業界初※2の3つの新技術を搭載しています。カウンターには新開発の製法を用いた人造大理石「ラピシアカウンター」を採用し、本物の大理石のような高い質感を表現しつつ、洗面器との一体成形により清掃性も向上させています。また水栓金具は、自動/手動の切替操作不要で吐水を可能にしたタッチレス水栓「ナビッシュ」を新開発し、洗面化粧台で約8割を占める歯磨きや手洗いなどの出し止めが頻繁な時は『自動』で、水汲みやお掃除などの連続吐水する時は『手動』で吐水するなど、用途に応じて自在に吐水することが可能です。さらにミラーキャビネットにはLED照明を縦に配置し、業界初の調光機能を備えた「フェイスフルライト」を搭載しています。従来の上部からのみの照明ではあごの下や頬に影ができていましたが、「フェイスフルライト」なら顔全体を照らすことができ、顔に影ができにくいため、お化粧や髭剃りなどの身づくろいがしやすくなっているほか、利用シーンや人それぞれで感じるまぶしさの違いに配慮し、調光機能も備えています。
その他、GROHEブランドなどデザイン性の高い水栓金具 全12バリエーションをご用意しているほか、陶器製のボウルと家具のような木製カウンターでこだわりのインテリアに自然になじむ「ベッセルタイプ」もラインアップしています。暮らしにあわせて選べる周辺収納などと組み合わせることで、ユーザーのお好みに合わせた最適な1台をお選びいただくことが可能です。

※2: 2014年3月26日時点

●「LUMISIS(ルミシス)」購入者アンケートから採用の決め手になった声

「カウンターの質感と素材感など」

  • パッと見の高級感が気に入った。
  • カウンターの質感が良かった。
  • ホテルのパウダールームのような化粧台が欲しかったので、ルミシスのイメージがぴったりだった。
  • ベッセルタイプの洗面がおしゃれ。

・ 「ラピシアカウンター」の特長:

独自の人造大理石製法でつくられた新素材「ラピシア」は、4層構造にてリアルな天然石柄を再現し、より大理石らしさを主張した素材です。カウンター面は、艶やかな鏡面仕上げと滑らかな手触りで洗面器との一体成形により清掃性も実現しています。

「新アイテムの照明と水栓金具」

  • フェイスフルライトは調光でき、顔がくっきり見えるので化粧がしやすい。
  • タッチレス水栓は水の出しっぱなしを節約できるところがよい。

・ 左右から照らすLED縦型新照明「フェイスフルライト」:

縦・配置したLED照明により、顔全体を照らすことが出来るため、影の出やすいあごの下や頬に影をつくりにくくします。また、利用シーンや人それぞれで感じるまぶしさの違いに配慮した調光機能を備えました。

●消費者の消費者ニーズの変化:

野村総合研究所の「生活者1万人アンケート調査」により、消費者のニーズはそれまで主流であった「とにかく安くて経済的なものを購入する」人の割合が減少し、「多少高くても品質の良いものを購入する」人の割合が増加しています。

NRI「生活者1万人アンケート調査」(2012年発表)より