2016年09月07日
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、アパート用玄関ドアシリーズを一新し、11デザイン・14カラー全85種類の豊富なバリエーションから選べるアパートドア「リジェーロα」、国土交通大臣認定防火設備「リジェーロα 防火戸」として、2016年10月1日から全国で発売します。
アパートドア「リジェーロα」施工例
相続税法改正に伴う税金対策や、賃貸ストックの老朽化に伴う建替え需要などにより、近年、賃貸住宅市場が活性化しています。新設住宅着工戸数が減少していくなかで、賃貸住宅は堅調に推移していくことが予想される一方、入居者の獲得競争は今後激化していくと見られています。
そこでLIXILではこのたび、アパート用玄関ドアシリーズを一新し、賃貸住宅のニーズに応える 新しいコンセプトのアパートドアシリーズを開発しました。
今回発売する「リジェーロα」「リジェーロα 防火戸」は、防火タイプと非防火タイプの構造・仕様を共通化し、デザイン・カラーバリエーションも統一、同一物件での混使用も可能とすることで、アパート全体でのコーディネートをしやすい設計としています。
デザインラインアップも一新し、“賃貸だからこそ冒険したい”という入居者に対応した手書き風のリーフ調プリントや、ステンパネルで緩やかなカーブラインを施した個性的なデザインをはじめ、“自分らしいスタイルを楽しみたい”というニーズに応えるべく、さまざまな嗜好性にマッチするデザインを揃えました。11デザイン・14カラー全85種類という業界トップクラスの品揃えで多様なニーズに対応するほか、断熱仕様もk2、k3、k4を設定しています。
また、ドア表面温度が上昇し室内外の温度差から生じることで発生する“熱反り”を軽減する「遮熱鋼板」をアパートドアとして業界で初めて扉本体に標準採用しているほか、入居者が変わるたびにシリンダーを交換する手間とコストを解消する先進のキーシステム「カザスプラス」、「チェンジキー」をオプションとしてご用意するなど、管理・メンテナンス面にも配慮しています。
LIXILは、今後も、お客さまのニーズに幅広くお応えできる商品開発で、豊かで快適な住生活の未来に貢献していきます。
<参考資料>
従来の約3倍となる11デザイン・14カラー全85種類の豊富なラインアップで多様なニーズに対応します。
21型、23型には自由なデザイン表現が可能なシルク印刷技術を採用し、戸建ではあまり見られない遊び心のあるデザインも用意しました。扉カラー外観は木目色を中心に14 色を設定。内観色は壁紙やインテリアに合わせやすい「ナチュラルホワイト」を設定しています。
防火タイプ・非防火タイプ共に、同一のデザイン・カラーバリエーションから選ぶことができます。
<デザインラインアップ>
<カラーバリエーション>
本体(外観)色:14色
ドア表面温度の上昇を抑制することで、断熱ドアに生じがちな室内外の温度差から生じる“熱反り”を軽減します。
子どもが指先をはさんでもケガをしにくいように室外吊元側のドア本体と枠のすき間を12mm確保しました。室内側は、ドア本体と枠のすき間を13.5mm確保し、分厚いパッキンを吊元部、戸先部に装着しています。これにより気密性を確保するとともに、万一指先を挟んでもケガをしにくい構造になっています。
※(社)日本玩具協会の安全基準(ST基準)の中にチャイルドテストフィンガー(0〜3歳/直径5.6o以上、3〜14歳/直径8.6o以上)という基準があり、それをひとつの判断基準として、吊元側を12oのチリ寸法(丁番スペーサを外しても9o)としています。
シリンダーを交換せずにカギだけ変更できる「カザスプラス」、「チェンジキー」なら、入居者が変わるたびにシリンダーを交換する手間が不要です。
<引渡し時のカギの変更方法>
防火タイプ(国土交通大臣認定防火設備「リジェーロα 防火戸」)の価格を、「採光部なし」で非防火タイプ(「リジェーロα」)よりプラス6万円、「採光部あり」でプラス7万円と、シンプルでわかりやすい価格設定としました。
【価格】
「リジェーロα」片開き k4仕様:採光部なし93,000円〜、採光部あり128,000円〜
「リジェーロα 防火戸」片開き k4仕様:採光部なし153,000円〜採光部あり198,000円〜
※価格には、消費税、組立代、取付費、運賃等は含まれておりません
■発売地域
全国
■発売日
2016年10月1日