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多様性を理解して互いを受け入れることを学ぶ
「ユニバーサル・ラン <スポーツ義足体験授業>」全国展開を開始
〜2020年までに2020時限の実施を目指す〜

2017年05月17日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、当社のコーポレート・レスポンシビリティ戦略において重要課題のひとつとして掲げている「多様性の尊重」を推進するため、自分とは違う他者への理解を深めることを目的とした、「ユニバーサル・ラン <スポーツ義足体験授業>」を、2017年4月より全国の小中学校を対象にスタートし、「2020年までに2020時限の実施※1」を目標に推進していきます。

義足体験授業の様子 佐藤圭太選手(右)

※1:体験授業は1回2時限のプログラムとなっています。

本プログラムは、義足エンジニアの遠藤謙が代表を務める国内義足メーカーと提携して行う小学5年生から中学生向けの体験型授業で、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会による東京2020公認教育プログラムにも認定されています。生徒・児童は健常者用の義足を装着して歩行・走行体験を行うほか、座学ではユニバーサルデザインについても学び、障がい者や高齢者など自分と遠い存在として捉えがちな他者に対する意識を変えるきっかけとなることを目指します。リオ2016パラリンピック競技大会銅メダリストの佐藤圭太選手(トヨタ自動車)ら義足アスリートも講師として参加します※2

※2:選手の参加はスケジュールによります。

まずは第1校目として、4月25日にさいたま市立与野八幡小学校で、6年生4クラスを対象とした授業を開催しました。

LIXILでは、本プログラムに先行し、東京2020公認教育プログラムの多様性への理解を深める出前授業「ユニバーサルデザイン 〜ひとりにいい、みんなにいい〜」も全国で提供しています。このプログラムは、年齢、性別、国籍、性的指向、言語、障がいの有無などに関係なく、誰もが暮らしやすいユニバーサル社会の実現に向けて、理解し合い尊重し合うことの大切さを伝える授業です。

東京2020組織委員会は、東京2020大会のビジョンの1つとして、「多様性と調和」を掲げており、当社のこれらプログラムは、そのビジョンと想いを同じくするものです。LIXILは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のゴールドパートナー(住宅設備部材&水回り備品カテゴリー)として、東京2020組織委員会や東京都をはじめとする全国の自治体と連携して、これらのプログラムを実施していきます

LIXILは2020年に向けて、“Feel the Moment 感動を、暮らしの数だけ。”というスローガンを掲げています。毎日の暮らしの中にある、胸が高鳴る一瞬を、当社の製品・サービスを通じて、少しでも多く叶えていきたい。そのためにLIXILは、すべての人がこうした心躍る瞬間を数多く持てるよう、ソフトとハードの両面から貢献していきます。