2018年05月17日
株式会社川島織物セルコン(本社:京都市 社長:山口進)は、最高級ファブリックコレクションSumiko Hondaより新作 「風 光る」 を発売します。
ペルセフォネ
手描きのデザイン画
春の訪れを告げるように、鮮やかな黄色の花をつけるミモザの木。ミモザの花の黄色は“ミモザイエロー”と呼ばれ色の名前にもなるように、明るく力強く希望を感じさせます。Sumiko Hondaシリーズ今年の新作は、「風 光る」と題し、青い空の下で金色に輝くミモザと風を受け空を漂う雲をモチーフに、その満ち溢れる生命力と光り輝く希望を表現しました。
様々なストレスを抱える現代社会に少しでも明るい住空間を提供したいという思いから、年代を問わず好まれ、春の初めから終わりまで長期間にわたり明るい花を咲かせる春の花「ミモザ」を題材に選びました。また小さな花が集まり存在感と美しさを増すミモザは、これまでシリーズで取り上げてきた個々の花の表現とは異なり、花の集合体を面で表すという新しい表現方法への挑戦ともなりました。デザイナーの本田純子が得意とする織設計の技術を駆使し、ミモザの花の粒々とやわらかなふくらみを、風通織(二重織)と織組織で表現しました。
Sumiko Hondaは、“日本の四季を愛でる”を基本コンセプトに、四季の移ろいや、光と陰、水や空気の流れなど、自然の情景を表現し、豊かな生活空間づくりにファブリックで貢献することを目指すファブリックブランドです。ファブリックの優しさが評価され、近年はホテルでの採用に加え介護福祉施設などでの採用も増加しています。Sumiko Hondaは、これからも、生活空間に潤いと彩りを提供できるようなファブリックづくりを目指していきます。
「風 光る」 概要
スミコ・ホンダ http://www.kawashimaselkon.co.jp/ja/SumikoHonda/
川島織物セルコンのトップデザイナー 本田純子が、デザイン・設計・プロデュースするオリジナルブランド。季節の移ろいや陰影、自然の美しさからインスピレーションを得て手描きでデザインする。日本の伝統と西欧のモダンさを併せ持つデザインと、豊かで繊細な色彩と風合いを生むファブリックは、本田の得意とするハイレベルな「織設計」技術によって表現され、高い評価を得ている。
■近年の採用事例
介護付有料老人ホーム すいとぴー東戸塚
カーテン:SH9846チェルカーレ(Y)
写真撮影:Tomokazu Yamada
日光金谷ホテル デラックスルーム
シェード:SH9851 セレニータ(G)
写真撮影:Tomokazu Yamada
東京大学(本郷)大講堂
舞台壁装:SH9945 フォルビート(P)
写真撮影:Shigeo Ogawa
■収録点数 32柄 123アイテム
■デザイナープロフィール
本田 純子
1986年 株式会社 川島織物(現:株式会社 川島織物セルコン)入社
1990年 国際見本市ハイムテキスタイル展(独フランクフルト)に出展の
「イルマーレ」の開発に従事
1994年 「イルマーレ」がスミソニアン博物館(米)のコレクションとなる
1998年 Sumiko Hondaブランド発表
2006年 メゾン・エ・オブジェ・エディトゥールに日本企業で初出展
2009年 グッドデザイン賞受賞
2018年 新シリーズ「風 光る」発売