2018年06月19日
株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、低層マンションのオーナーさまおよび管理組合さま向けに、1窓あたり1時間程度で交換できる低層マンション向けリフォーム専用カバーサッシ「ビルサッシ サーモス-H RF 防火戸」を2018年6月より販売開始します。
「ビルサッシ サーモス-H RF 防火戸」の施工例
昨今の中古マンション需要の拡大や、リフォーム適齢期と呼ばれる築25年から35年のマンションのうち、5階建以下(低層)が50%以上を占めている※1ことなどから、低層マンション向けの窓リフォームのニーズは今後ますます高まることが予想されます。
※1:LIXIL調べ(2016年)
「ビルサッシ サーモス-H RF 防火戸」は、業界に先駆け、1窓あたり1時間程度の作業時間で交換できるカバー工法を採用した低層マンション向けリフォーム専用カバーサッシ「ビルサッシ サーモス-H RF」(2014年発売)の防火仕様です。
非防火仕様と同じく、短時間でJIS等級H-4の高い断熱性能を有した窓※2に手軽にリフォームできることに加え、従来品※3に比べ障子のフレーム幅を最大で約30%細くでき、ガラス面積を広くすることで採光性を高められるのが特長です。
※2:Low-E S+A12+FL5 同等以上の断熱性能を有するガラス使用時のJIS A 4706・JIS A 4702 による断熱性能等級
※3:PRO-SE RF(比較対象商品)
マンションの大規模修繕時や、マンション全体の改修時に、防火対象の居室の窓には「ビルサッシ サーモス-H RF 防火戸」を、それ以外は非防火仕様の「ビルサッシ サーモス-H RF」を併用することで、外観の意匠性を統一しつつ、お住まいになる方々の快適さも両立し、マンションの資産価値を高めます。
LIXILでは、今後も快適で、豊かな暮らしの実現を追求し、日本の住宅の未来に貢献していきます。
<参考資料>
外壁と既存のサッシ枠はそのままに、既存のアルミサッシ枠の上から新たにサッシを取り付けるカバー工法で、本体の取り付け時間は1窓あたり1時間程度と短時間で施工でき、お施主さまへの負担が少なくすみます。
「ビルサッシ サーモス-H RF 防火戸」は、アルミと樹脂のハイブリッド構造で、JIS等級H-4の高い断熱性能を発揮します。リフォーム前と比較し、冷暖房電気代を年間10,670円削減できます。
また、枠の室内側はアルミと比べて熱を伝えにくい樹脂構造で、額縁を濡らす結露を軽減します。
【試算条件】熱負荷計算プログラム「SMASH for Windows」((財)建築環境・省エネルギー機構)を用いて、年間暖冷房負荷を算出。 ●住宅モデル:「快適窓学 データ編(1)」(東京大学 坂本雄三教授監修 樹脂サッシ普及促進委員会発行)最上階妻側モデル、延べ床面積:67.65m?、開口率:22.5%●想定生活者:3人家族 ●暖冷房設定温度 暖房:20℃、冷房:26℃・60% ●暖冷房運転方法:自立循環型住宅開発委員会スケジュールに参考とした間欠運転 ●気象データ「 拡張アメダス気象データ」2000年版 標準年((社)日本建築学会)東京 ●住宅断熱仕様:昭和55年省エ基準適合レベル、外壁:硬質ウレタンフォーム15mm、最上階屋根:硬質ウレタンフォーム20mm ●日射遮蔽:レースカーテンを併用 ●電気料金:27円/kwh(税込)
障子フレームの幅は従来品※に比べ最大で約30%細くし、ガラス面積を広くすることで採光性を高めています。
※PRO-SE RF(比較対象商品)
※4:FL5+A12+FL5同等以上の遮音性能を有するガラス使用時のJIS A 4706・JIS A 4702による遮音性能等級
※5:Low-E S+A12+FL5 同等以上の断熱性能を有するガラス使用時のJIS A 4706・JIS A 4702 による断熱性能等級
引違い窓
外観色 | 内観色 |
※内観色「クリエペールP」および「クリエダークP」はオプション設定となります
引違い窓 PG障子 Low-E複層ガラス 網戸込み
採寸W1,600mm×採寸H1,700mmの場合 211,000円
※価格には消費税、取付費、運賃等は含まれておりません
■発売地域
全国
■発売日
2018年6月15日