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「健康」と「環境」を考えた快適な住まい方に関する理解を深める出前授業
「健康と環境によい住まい方」スタート
〜小学校高学年を対象とした東京2020公認教育プログラム〜

2018年06月25日

株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉 以下LIXIL)は、快適な住まい方に関する理解を深めるため、小学校高学年を対象とした出前授業「健康と環境によい住まい方」を2018年6月25日より展開します。

LIXILでは、当社のコーポレート・レスポンシビリティ戦略において重要課題とされている3項目の「グローバルな衛生課題の解決」「水の保全と環境保護」「多様性の尊重」に基づき、2010年よりそれぞれに対応する出前授業のプログラムを用意しており、今回新たにスタートする出前授業「健康と環境によい住まい方」は「水の保全と環境保護」への理解を深めるプログラムです。

授業風景

体験ボックス

本プログラムは、快適な住まい方をするために必要な視点を学ぶ時間と、季節に応じた自然の力を生かす快適な住まいを体感する時間の2コマで実施します。電気を使わずに快適に過ごすための工夫を考えるワークや、空気の動きを理解するための家の模型を用いた実験など、自然の力を生かして、快適に住み続けるために必要な「健康」と「環境」の新しい視点を学ぶとともに実践する意欲を持つことを狙いとしています。

なお本プログラムは、今年4月から展開している、「室内温度」に着目し、「省エネ」かつ「健康・快適」な暮らしを実現するための取り組み「THINK HEAT 〜考えよう ヒトと地球にやさしい温度〜」を地域に広めるための活動の一環としておこなわれるものです。さらに、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会による東京2020公認教育プログラムにも認定されています。

LIXILは企業理念に「世界中の人びとの豊かで快適な住生活の未来に貢献する」ことを掲げています。今後も、「THINK HEAT 〜考えよう ヒトと地球にやさしい温度〜」を通じて「環境負荷ネットゼロ(±0)」を推進し、子どもたちへの教育などの機会を通して持続可能な社会へ貢献していきます。

<参考資料>

授業内容

このプログラムでは、住まいや住まい方について、家の模型を使用した実験や体験などをもとに、自然の力を生かした工夫を理解し、「健康」と「環境」という新たな視点で自分にできることを考えます。

快適に住まい続けるため、「健康」と「環境」のことを考えた工夫があることを知り、自然の力を生かした工夫を理解するとともに、快適に過ごすため、自然の力を生かした住まい方を実践する意欲をもつことを狙いとしています。

講師 LIXIL従業員
対象 小学校高学年(5-6年)
関連教科 家庭科
授業時間 2時限
教材 実験キット
・ 体験ボックスなどオリジナルツールを用いた授業
内容 ・ 健康によい住まい方
・ 環境によい住まい方

また、座学だけではなく実験キットや体験ボックスを使い、季節に応じた自然の力を生かした快適な住まいについて知り、効果を体感することができます。

LIXILの出前授業プログラム

LIXILでは各事業所の従業員が出前授業の講師を務めることで、地域社会との関わりを深め、未来世代への責任について学び、貢献していくことを目指しています。

1.「トイレが世界を救う!」

LIXILでは、グローバルな衛生課題の解決に向けて、途上国の多様なニーズに対応する衛生ソリューションの開発、提供を推進しています。未来を担う子どもたちに、世界のトイレ事情やトイレの歴史、衛生課題の解決に企業が取り組んでいることを知ってもらうことで、清潔なトイレ環境の大切さを深く理解し、自分たちの暮らしを振り返り、考え、行動する機会を創出することを目的としています。
この出前授業は2015年にスタートし、延べ67回の授業を実施、約3,200名の子どもたちが参加しました。(2018年3月時点)
http://www.lixil.co.jp/corporate/sustainability/future/education/ed_toilet.html

2.「水から学ぶ」

トイレやお風呂等、水まわりの設備機器を取り扱うLIXILとして、水は限りある資源であることや、毎日の生活を通して水の大切さを子どもたちに伝える授業を行っています。日本に暮らしながら、地球の水問題を自分たちの課題としてとらえることは簡単なことではありません。子どもたちが、「地球の一員として水を大切にしたい」と思う心を育てるため、この活動に取り組んでいます。
この出前授業は2010年にスタートし、延べ134回の授業を実施、約6,200名の子どもたちが参加しました。(2018年3月時点)
http://www.lixil.co.jp/corporate/sustainability/future/education/ed_water.html

3.「ユニバーサルデザイン 〜ひとりにいい、みんなにいい〜」

「衣食住」の“住”にかかわるLIXILとして、子どもからお年寄りまで世界中のひとりひとりひとりが豊かで快適な住生活を送ることをめざす「ユニバーサルデザイン」を子どもたちに伝える授業を実施しています。街や家に施されている身近な「ユニバーサルデザイン」を知ることで、障がい者、高齢者などの多様性に関する理解を深め、自分たちができることを考え、行動する力を身に着けるきっかけとなることを目指しています。
この出前授業は2017 年にスタートし、延べ47回の授業を実施、約1,300名の子どもたちが参加しました。(2018年3月時点)
http://www.lixil.co.jp/corporate/sustainability/future/education/ed_universal.html

4.「安全教育授業プログラム〜家の中の安全を考えよう〜」

LIXILでは、製品安全活動の一環として、学校教員や教育関係者を対象に無償提供し、LIXIL従業員による出前授業も実施しています。身近な事例ドラマを視聴しながら、「家の中に潜むキケン」について学び、事故を未然に防止する方法について、子どもたちが自ら考え、行動することを促すプログラムです。この出前授業は2014年にスタートし、延べ144回の授業を実施、約4、300名の子どもたちが参加しました。(2018年3月時点)
http://www.lixil.co.jp/corporate/sustainability/customer/communication/kyouzai.html

「THINK HEAT 〜考えよう ヒトと地球にやさしい温度〜」について

「みんなでスマイルエコプロジェクト」第2弾の取り組みとなる「THINK HEAT 〜考えよう ヒトと地球にやさしい温度〜」では、「室内温度」に着目し、「省エネ」かつ「健康・快適」な暮らしを実現するために住まいでできることを、学びや体感を通じてお客さまとともに考え取り組んでいきます。

具体的な取り組みとして、2018年5月17日〜8月30日の期間中、住まいの断熱性・遮熱性を高めるLIXIL商品をお見積りいただいた先着5,000名さまに、室内温度と住まいの断熱性に対し関心を高めるきっかけとしていただけるよう、「LIXILオリジナル温度計」を配布しています。