2018年07月25日
株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、土とやきものの魅力を伝えるLIXILの文化施設『INAXライブミュージアム』(所在地:愛知県常滑市)で土の体験教室「光るどろだんごづくり」を開催しています。そして今年も、「光るどろだんごづくり」の腕を競う大会『光るどろだんご大会2018』を全国で開催します。LIXILショールームなど全国27都道府県、39会場で行い、各会場で選ばれた代表者を11月25日(日)に中部国際空港セントレア(所在地:愛知県常滑市)で開催する「全国大会」にご招待します。
「光るどろだんご大会」は2007年の第1回開催から、今大会で12回目を迎えます。6月末から10月にかけ、地区大会を開催し、代表者を全国大会に招待します。小学生以上で、1人で「光るどろだんご」を作れる方ならどなたでもエントリーすることができます。普段は『INAXライブミュージアム』でしか開催していない「光るどろだんごづくり」に、お近くのLIXILショールームで挑戦できます。
また、今回の「光るどろだんご大会2018」は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会による東京2020公認教育プログラムに認定されています。
「光るどろだんごづくり」は、2006年に『INAXライブミュージアム』がグランドオープンの際に開始して以来、約12年間で延べ26万人以上が参加した人気の体験教室で、同ミュージアムのコンセプトである「土とやきもの、ものづくりの魅力を体験・体感」する機会を広く提供し続けています。衛生陶器やセラミックタイルなど、LIXILのやきもの製品の製造に欠かせない「粘土」を材料に、削り、色付け、磨きの工程を経て「光る土の球体」をつくり上げるというもので、大人から子どもまで幅広く楽しめ、色の付け方や磨き具合で、他にないオリジナル作品を作ることができます。
LIXILは「光るどろだんご大会」を通し、古来、住まいや暮らしに欠かせない自然素材「土」の魅力や、ものづくりの楽しさをより多くの方に体験していただくことで、これからも人々の心豊かな暮らしに貢献していきます。
地区予選大会の様子
全国大会の様子
光るどろだんご
衛生陶器やタイルなど、やきもの製品のテクノロジー拠点がある愛知県常滑市にLIXILが運営する「INAXライブミュージアム」で人気のものづくり体験です。
やきもの用の粘土をまるめた球(タネ)の表面を、ステンレスカップを使って凸凹がなくなるまで丸く削り、平滑になった表面に‘化粧泥’と呼ばれる、赤、青、緑などの色をつけた土を塗ります。そして、ガラスびんの口を使って表面を押さえつけるように磨き、光沢のある「光るどろだんご」に仕上げます。2ミクロン以下の細かさ、扁平な形状、という粘土粒子の特性を利用し、粘土の球の表面を押さえつけて粒子の向きをきれいに整えることで、球の表面 に光沢を出します。コツを掴めば誰でも簡単につくることができるので、子供から大人まで楽しんで制作できるだけでなく、化粧泥の色の組み合わせや色の付け方などで様々な表情が生まれ、完成品の美しさに感動を味わうことができます。また、やきものの原点で、古来、暮らしに欠かせない「土」に直接触れることで、自然素材の持つ魅力や不思議、ものづくりの楽しさを体感できます。
※上記のほか、他会場での開催もあり、6月末から開催しております。
やきもの製品のテクノロジー拠点、愛知県常滑市にLIXILが開設する文化施設。「世界のタイル博物館」「窯のある広場・資料館」「建築陶器のはじまり館」「土・どろんこ館」「陶楽工房」「ものづくり工房」の6館から成る“体験・体感型ミュージアム”。
土からやきものまで、その歴史や文化、美しさや楽しさを伝えています。
土と陶の魅力に触れる体験教室や企画展、ワークショップも開催。
※「窯のある広場・資料館」は保全工事のため一時閉館中
所在地:愛知県常滑市奥栄町1-130
TEL:0569-34-8282
休館日:水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
共通入館料:一般600円、高・学生400円、小中学生200円
ホームページ: http://www.livingculture.lixil/ilm/
LIXIL文化活動Facebook: https://www.facebook.com/LIXIL.culture