2019年02月26日
株式会社LIXILは、施工後の安全性や省施工性に定評のある弾性接着剤張り工法“はるかべ工法”のINAX外装壁タイルに、高精細加飾技術によるリアルな石柄と大形形状で、豪華な外観を演出する「ストーンタイプコレクション」(全11色)を追加し、2019年3月1日より全国で発売します。
「ストーンタイプコレクション」施工例
(左から、〈クォーツサイトタイプ〉、〈バサルトタイプ〉)
今回発売する「ストーンタイプコレクション」は、“石の意匠をまとうタイル”をコンセプトに、石の素材感を再現した面状や豪華さを引き立たせる大形形状で、近年の住宅トレンドのひとつである“邸宅感”を演出する外装壁タイルです。シックな色合いに流れ模様が美しい〈バサルトタイプ〉や柔らかな岩肌を模した〈クォーツサイトタイプ〉など6つの石種をモチーフに、11色をラインアップしています。高精細加飾技術により天然石ならではの複雑な色合いや柄模様を再現しただけでなく、複数の面状や厚みの異なる形状により、外装壁タイルならではの立体感や陰影感を表現できます。
また、タイル1枚の大きさ(実寸法397×197mm)は、壁面のアクセントとなるのはもちろん、特長である石柄をしっかり魅せることができる形状です。戸建住宅などでも使いやすいサイズ感で、壁面がより上質で印象的に仕上がります。
本商品の詳細は、当社が昨年9月に開設した住宅外壁タイルスペシャルサイト(https://www.lixil.co.jp/lineup/tile/s/exwalltile/)内の専用ページでもご確認いただけます。当Webサイトでは、LIXILが扱うタイル外壁の商品紹介をしているほか、タイルの基礎知識や、住宅テイスト別・色別の施工例をご覧いただくことが可能です。
LIXILは、今後も外壁を選ぶ楽しさを感じていただけるよう、戸建住宅から集合・非住宅まで幅広く使える外装壁タイルのラインアップの拡充と情報の発信を進めてまいります。
<参考資料>
日本の住宅外壁に使いやすい6つの石種をモチーフに、11色をラインアップ。高精細加飾技術によって天然石ならではの繊細な石模様を再現した大形タイルで、重厚な"邸宅感"を演出します。厚さは7.0mmと10.0mmの2種類あり、複数の凹凸パターンを個々のタイル表面に施したことにより、天然石の特長でもある不揃いで自然な雰囲気を表現します。
・カラーバリエーション
〈クォーツサイトタイプ〉
〈ジュラシックストーンタイプ〉
〈スレートタイプ〉
〈バサルトタイプ〉
〈ライムストーンタイプ〉
〈大谷石タイプ〉
・施工イメージ
〈ジュラシックストーンタイプ〉
〈大谷石タイプ〉
従来のタイルは小型のタイルが主流ですが、ストーンタイプコレクションは大形のタイルです。壁面のアクセントとなるのはもちろん、石柄をしっかり魅せる形状にしました。
形状名 | 目地共寸法 | 実寸法 | 厚さ | メーカー希望小売価格 (工事費・消費税別) |
---|---|---|---|---|
400×200mm角平 | 400×200mm | 397×197mm | 7.0・10.0mm | 13,000円/㎡ |
■販売地域
全国
■発売日
2019年3月1日
<住宅用の場合>
LIXILの有機系弾性接着剤張り工法(専用の弾性接着剤を下地にくし目コテで塗り付けてタイルを張る工法)です。同工法は、施工後の安全性や省施工性が高いことに加え、意匠性・耐久性の高いタイルを自由にコーディネートして張ることができます。従来のモルタル張り工法と異なり剥離防止のための目地詰めが不要のため、陰影感のある深目地や細目地の自由な意匠を可能にします。
「ナノ親水」基準とは、独自の防汚性能測定試験による汚れにくさを示す基準です。タイル表面の親水効果により汚れが付きにくく、また雨水で落ちやすくなることで汚れにくさを発揮します。そこで汚れにくいと判断されたものを「ナノ親水」のタイルとしています。ナノサイズの非常に薄い水の膜により、ホコリや排気ガス等の汚れが雨水によって流れ落ちやすくなります。