2019年03月26日
株式会社LIXILは、ビルサッシ「PRESEA(プレセア)」シリーズから、スリムでシンプルなデザインと性能・機能共にグレードアップしたビル用アルミサッシ「PRESEA-S(プレセア-S)」を、2019年4月1日より全国で販売開始します。
LIXILでは“窓のリーディングカンパニー”として、あらゆる角度から“最高の窓”を追求し、日本の窓の高性能化に取り組んでいます。ビルサッシにおいても、高断熱ハイブリッドサッシ「プレセア-H」から今回発売するアルミサッシ「プレセア-S」により、幅広いラインアップを取り揃え、あらゆるニーズに応えています。
今回発売する「プレセア-S」は、従来のアルミサッシと比べて意匠性と性能・機能共にグレードアップをしました。意匠性においては、従来品と比較してフレームを約30%スリム化。ガラス面積が拡大され、眺望性と採光性を高めました。特に、引違い窓(テラスサイズ)のフレーム見付寸法は業界最小※を実現しています。同時に熱を伝えにくいガラス面積を大きくしたことで、断熱性能もワンランクアップし、アルミサッシにおいては業界初のH-4を実現しました。更に水密性においても、溝に溜まった雨水と、室内側に溜まった結露の排水経路を分離することで、1000Paを実現しました。機能面では、ベアリング戸車を採用することにより開閉力を軽減させたほか、下枠に凸凹の小さいレールを採用し指や掃除機のノズルが入りやすい形状にすることで、清掃性も向上させています。
※自社調べ(2018年11月1日現在)
LIXILは今後も、窓のリーディングカンパニーとして、日本の全ての窓の高性能化に取り組み、より快適な住まいと省エネの実現に貢献していきます。
<参考資料>
フレームを約30%スリム化することで、ガラス面積を拡大し、眺望性と採光性を高めました。また、クレセントや大型把手などパーツのデザインをフレームにマッチするよう統一し、重厚で高級感を醸し出すダイカスト製部品を採用しました。さらに、シンプルでフラットなデザインにこだわり、形状や部品による凹凸を極限まで減らしました。召合わせ框は先端部を5mm細くし台形にすることで、視覚効果でよりスリムでスタイリッシュに見える工夫がされています。
※引違い窓イメージ
ロック付クレセント(ダイカスト製)
大型把手(ダイカスト製)
窓の断熱性を高めるために、熱を伝えやすいフレームを小さくし、熱を伝えにくいガラス面を大きくしました。これにより従来のアルミサッシと比較して断熱性能がワンランクアップ、断熱性H-4を実現しました。また、排水経路の分離や逆流防止機構の結露排水弁を採用することで水密性を1000Paに向上させました。
※引違い窓上かまち比較
※FIX窓比較
ベアリング戸車の採用と上枠の気密機構の見直しにより、開閉力を軽減させました。大型のテラス窓でも軽快な操作が可能です。また下枠には、凹凸の少ないレールを採用し、指や掃除機のノズルが入りやすい形状にすることで、清掃が容易になりました。
※引違い窓比較
※性能表示は、JIS規格(JIS A 4702 およびJIS A 4706)に準拠しています。
■発売地域
全国
■発売日
2019年4月1日