2019年02月26日
染織の学校 川島テキスタイルスクール(京都市左京区)は、1年間の成果を披露する「川島テキスタイルスクール修了展」を開催します。
この修了展では、在校生と海外からの留学生の作品約40点を展示します。作品は全て手織りで制作しており、学生たちは染め・織りはもちろん色・デザイン・表現方法など総合的に学んだ成果を活かし、さまざまな技法を用いて織り上げています。
共同制作のタペストリーは、展示先に合わせたコンセプトで制作しています。水のイメージを糸に見立てて織りで表現したもの、梅の樹に芽吹く生命力あふれる新芽を織り込んだもの、さまざまな人生を穏やかな海に浮かぶ舟として描いたものがあります。
一年を通して学んだデザインと技法を活かした、学生たちの感性あふれる作品を是非ご覧ください。
川島テキスタイルスクール修了展(2018年2月)
制作中の作品
<参考資料>
川島テキスタイルスクール(http://www.kawashima-textile-school.jp/)
川島織物セルコンが、1973年に創業130周年記念事業として設立した染め・織りを本格的に指導する学校。染織の実技を学べる学校は珍しく、国内外から高い評価を得ている。
入学には特に資格は設けず、年齢・性別・国籍を問わず様々な学生を受け入れ、近年では海外からの留学生も増えている。
校舎外観
染色実習
作品制作(デザイン・下絵制作)
作品制作(製織/グループ制作)